海と夕陽と彼女の涙 -公式ブログ-

映画「海と夕陽と彼女の涙」の撮影裏話や最新公開情報などをあなただけにお知らせします。

海ストにかかわった1000人

2006-07-06 22:39:34 | プロデューサー
映画の製作・興業にはたくさんの人がかかわります。「海スト」の場合でも、東京の出資者・製作スタッフとキャスト等で60人、地元キャストとエキストラで200人、田辺市の実行委員会や資金協力をしてくれた人たちで250人、和歌山の公開で宣伝に協力してくれた人で100人、東京の宣伝の関わっている人で10人、このgooサイトのHPを作ってくれた人たち10人、そのほか、カンヌのフランス人、経済産業省の人たちなど総勢1000人ぐらいの人たちが「海スト」を盛り上げてくれています。このたくさんの人たちの応援を感じて演出をするのが監督、そしてこのすべてをまとめるのがプロデューサーと言うわけなんです。特に監督は大変なプレッシャーだと思います。ちょっとやそっとの才能や想いでは出来ません。人を演出するということは途方もなく難しいことです。アカデミー賞の特別賞をもらった黒澤明は受賞スピーチでこう言いました「僕は映画がまだわかりません、だから追求します」と。本当に素晴らしいの一言です。僕にはそんな求道者のような人間になれないと思いました。だから、せめて、この関わった1000人の人たちにだけは喜んでいただきたいのです。5月27日の和歌山初日の夜の打ち上げで、玉井さんが言った言葉が忘れられません。「三木さん、ほんまこの1年間楽しかったなあ」
この言葉こそが僕の一番の喜びです。田辺の実行委員会の皆さん、苦しんでくれてありがとう、悩んでくれてありがとう、そして楽しんでくれてありがとう・・・・・・・。まだまだ楽しみは続きますよ