(旧)一狩りの思い出

ブログ移転しました(´▽`)

沖縄その2

2017-02-23 | 
<この記事はモンハンのモの字もかすりません。予めご了承ください。>










翌日は6時半に朝食、8時半にホテルを出発。
天気は回復しましたが、風が強い。


今帰仁経由で嘉陽へ向かいます。
10時から地元のガイドさんに、シーカヤックツアーを申し込んでありました。
第一希望は瀬底島ツアーでしたが、西側の海は冬期間風が強く、なかなか難しいようです。






趣のある古民家で着替えを済ませて、海岸へ。
前日のお電話でガイドさんに「嘉陽はぜんぜん風ないから」と聞いて、安心しきっていた私。



確かに風は本部に比べると弱いです。
でも…波が!
ザブンコザブンコいってるよ!


余市での降り沈が脳裏によぎります…。
ガイドさんは「こんなの波の内に入らない」とおっしゃいますが、実際こんな感じの波で沈を経験している私は、正直にその旨をお伝えました。仕方ない、恐いものは恐い。


で、ラダーの出し入れを含めて乗り降りの補助をしていただくことに。いい年した大人が、オンブにダッコですみません。



波打ち際を超えてしまえば、あとはうねりだけですので、まず滅多な事では沈しません。ホッと一安心。
前日の雨とうねりのせいか、透明度はあまり宜しくないです。
止まると船酔いしそうで、休まず漕ぎ続けました。


沖の方に目をやると、リーフの切れ目で大層大きな波が立っております。
見ているだけで心臓が痛くなりそうな波なんですけど、女性が一人、SUPで波乗りして遊んでいます。すごい上手!
そうか…。SUPってああいう風に遊ぶものなのか…。
ただボードに立って、シングルパドルで漕ぐだけで、何が楽しいのかな~って思っていたんですけど…なるほど。
私には無理だ。


かくいうガイドのSさんも、最近はもっぱらSUPにはまっているとのこと。




嘉陽の集落をすぎると、国道は山側へ曲がっていくため、海からは人工物が一切見えません。
黒っぽい岩には、細かな地層がくっきり刻まれています。嘉陽層といいます。溶岩のような雰囲気ですが、4千数百万年前の海底の砂岩と泥岩で形成されています。




バン岬手前の浜へ上陸して、タープを立てます。
カヤックを使って、ペグ打ちを省略するガイドさん。さすがです。
砂地にペグを打つより、よっぽど頑丈だし、早い。
この浜は、6月になるとウミガメが産卵にやってくるのだとか。
積丹ほどではないですが、けっこう大きめの石がゴロゴロしている浜なので、にわかには信じがたいです。
ガイドさんが指を差した山側には、細長い砂場らしきものが…。
え、ここで( ´・д・)!?
もっと粒の細かな砂地で産卵するのだと思っておりました…(´・ω・`;)




お昼ごはんはパスタです。
ペットボトルに海水を汲むお役目をいただいたのですが、波があると予想外の難しさ。
静水なら何てことない作業も、寄せては返す波の中では、ペットボトルの細い口に全然水が入らないんです。
頭から波をかぶる、という謎の芸当を披露しつつ、何とか水汲み終了。






ガイドさんが調理している間、近くの滝…というか水の流れ込みを見に行きました。
藪を越えて少し歩くと、密林のような雰囲気の水場がありました。




この大きな葉っぱなんか、とくにジャングル感が出ていると思います。





来た道とは逆方向にも通れそうな道があったので、帰りはそちらから出ました。
メイちゃんがトトロに会いに行ったトンネルのような、いい感じの道です。




さんぴん茶をいただいている間に、パスタが完成。

ホールトマト、しめじ、玉ねぎが入っています。
かなりの量がありましたが、美味しくて全部食べちゃいました。
出来立ての暖かい食べ物は、心と身体に染み入ります。
食後のココアも身体を温めてくれました。





旦那はシュノーケルに挑戦。
私はうねりで酔うと確信していたので、浜辺で待機しました。
浜から30mほど行くと、急に透明度が上がって、魚が綺麗に見えたそうです。いいなぁ…。
せっかく沖縄に来たのに、シュノーケルが出来ないのは残念すぎる。







海から上がった旦那と、PFDを枕にして石の浜でお昼寝。
太陽光で石が温められて、座っているより寝転がった方が断然暖かい。
…打ち上げられた水死体のようにも見えますね。





帰り道は潮の流れに乗って、どんどん進みます。
嘉陽層の写真を撮っていたら、ガイドさんがあんなに遠くに…。







シャワーと着替えを済ませたあと、ガイドさんの奥様に「タンカン」をごちそうになりました。
初めて食べたのですが…とっても甘くて美味しい!





庭には桜が咲いていて、メジロが花の蜜を吸っていました。
黒アゲハ蝶もヒラヒラ。
春なんですね~。北海道でメジロが見られるのは、まだ3か月先です。





カヤックを楽しんだ後は、国頭球場へ。
途中、イタチのような、姿勢が低くて頭から尻尾までまっすぐで、黒っぽい動物が二匹、道路を横切りました。危うく轢きそうになって、本当にびっくりしました。
後から調べたら、マングースだったようです。
沖縄は猫がしょっちゅう飛び出してくるし、離れ犬も歩いているし、なんともフリーダムです。車に乗っている人間はヒヤヒヤします。






国頭球場のファイターズ紅白戦はすでに終わっていましたが、選手がバスに乗るのをカメラに収めることができました。
西川選手、杉谷選手、淺間選手、白井コーチがファンの求めに応じてサインしていました。


夕食は3連泊特典で、ホテルのビュッフェが一食無料になったので、ありがたく利用させていただきました。
どれも美味しかった!とくにタコライスが気に入りました。



「タンカン」があまりに美味しかったので、道の駅で買っちゃいました。




つづく。

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