宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「古井戸」

2014年11月05日 | Weblog





古井戸の霊的な対処は 色々な方法があるようですが、
対処しないまま古い水が残っていると 家人に大きな障りをもたらすようです。

また 霊能力を有する人は その家を訪れるだけで
古井戸の問題がある事を感知できるようです。

以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

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私が生まれ育ったのは、四国の片田舎にある築年数3桁の古めかしい家。
昔は地主だったとかで、敷地と家は無駄に広く、3つの池と大きな蔵がある。
そんな古い日本家屋には、怪談話に出てきそうな要素も盛り沢山。

光のあまり差し込まない薄暗い蔵、埃被った桐箪笥や長持などの古民具。
押入れの中にひっそりと積み上げられている掛け軸、日本刀、人形にお面。
月明かりを受けると、ぼんやりと浮かび上がる池の中の鯉や庭木の陰の石灯籠。
ずいぶん昔に火元になったとかで、床・壁・梁に至るまで炭化した真っ黒の部屋。

しかし、私が唯一怖いと思う場所は「陽当たりの良い縁側の、天井の一角」だった。
縁側で寝転んで、何となく天井の一角を見つめた時、視界がどんどん暗転したからだ。
「え?」っと思って我に返ると視界は正常に戻るのだが、再び見つめるとまた暗転。
家の何処を見つめても何ともないのに、そこだけは10秒と見つめることができない。
気味が悪かったが「光か何かの錯覚だ」と子供心を誤魔化し続けた。



それから数年の間に、家族が次々と病気で倒れた。
曾祖母は肝硬変と白内障が劇的に悪化、失明した眼球は真っ白になるほど濁っていた。
祖母は細身で1滴の酒も飲まないのに、取っても取っても肝臓に悪性腫瘍ができた。
祖父に至っては、食道に違和感を感じたその段階で末期の癌。間もなく亡くなった。

「確かに皆、いい歳ではあるけど、こうも続くと気味が悪いじゃない?」
迷信を信じないタイプの祖母が、厄落としに拝み屋を呼ぼうと言い始めたのは、祖父の葬儀直後のこと。
両親は「まぁ、心の整理みたいなものだよね」と快く了承した。
私は生意気にも、そういうのはインチキだろうに…と内心思っていた。

どこにどう話をつけたら拝み屋を呼べるのか、当時子供だった私には解らない。
何時どうやって手配したかも定かではないけど、後日私の家に拝み屋は来た。
お遍路の衣装である白衣(びゃくえ)・半袈裟に似た装備の中年女性だった。



家を隅から隅までゆっくりと見て回る拝み屋に、祖母と母と私が付いて歩く。
(きっと古民具や炭化した部屋のような、いかにもなものを祓うに違いない)
そう思っていたのだが、拝み屋はそれらをスルーして、台所で足を止めた。
「床下に潰してない井戸があるでしょう?流れの無い古い水を放置するのは良くない」

祖母と母が驚いて床下を確認すると、そこには黒い水を湛えた縦穴のような井戸があった。
そして踵を返した拝み屋は、縁側の天井の一角を見据えて「ここが1番良くない」と言い、
念仏のようなものを唱えて塩を盛ると、特に何の説明をすることもなく帰って行った。

祖母と母は拝み屋を見送った後、
「さっきは驚いたけど、昔は台所に井戸場は付き物だったしねぇ」
「リフォームした様子も無い古い家だから、潰してないと踏んだのかもねぇ」
と半信半疑の様子で笑い合っていたが、私だけは恐ろしいものを見た様な気分だった。

その後、曾祖母の肝硬変は小康状態が続き、90歳をゆうに超える歳で大往生した。
祖母の悪性腫瘍も、どういうわけか肝臓の「決まった場所」にしか出現しなくなる。
その場所さえ定期検査したら超早期発見…と非常に治療が容易で、医者も不思議がる始末。
80歳を超えて腎不全で亡くなるまで、はつらつとしていた。
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2 コメント

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かなしい人々 (北川冬彦詩集)
2014-11-05 05:00:45
         かなしい人々

草一本ない

小高い丘の中腹に

棒杭のような土くれが

まるでビール壜でも並べたように

これがマライ人の墓である

名も何も刻んではない

なかには崩れ 倒れているものもある

花などあげた形跡はまるでない

動物のように

生まれては生き

生きては死んでゆく人々

ただ この土くれだけが

人間のあかしとなっているのだ

   時事通信社 北京郊外にて 他
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時間が加速しているみたい (もみじのおひたし)
2014-11-05 08:52:31

|・)…

昔よりも 時間が早くなったと感じているのは
もみだけではないみたいで、

筆先にも
「大峠の前には 時間が早くなる」
と明記されているばい。

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私たちの宇宙から「時間」が徐々に消えている?
http://oka-jp.seesaa.net/article/408319273.html

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