スラブの神秘体系における祈祷文で
ローソクに火を灯して供物を献じて
火の精霊によって 自己と家族の
苦悩や不幸、送られた悪や腐敗が浄化され 強められるように願います。
★「ドゥキ・オグヌィア・ヴィ・モシュチ・ポル(Lの発音)ヌィ
ヴ・ポモシュチュ・ムネ・プリズヴァヌィ
ストゥパイテ・ヴィ・ドゥキ・オグヌィア・ポ・ヴェトヴャム
ロダ・モイェゴ
オト・メヌィア・イ・ド・イストコヴ
ク・マテリ・イ・オッツ
ク・デダム・ダ・バブカム・ク・プラデダム・ダ・プラバブカム
ヴセク・ロディチェイ・オブレ(Lの発音)ティテ
ズギテ・ヴィ・ドゥキ・オグヌィア
ヴソ・リ(Lの発音)コ・ナスラ(Lの発音)ンノイェ
ヴセ・ポルチ・コルチ・ヴセ・ムキ・チョルヌィイェ
ヴォスプリャン・ロド・モイ
ドゥカミ・オグヌィア・オチシュチャイェルヌィイ。」
以下ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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オレが子供の頃の話。
お盆の頃だった思う。オレはひとりで祖父母んちに遊びに来てた。
祖父母んちってど田舎なんだけど、そのど田舎さが子供のオレには最高に楽しかった。
じいちゃんが釣った魚が入ってる魚籠を眺めたり、川で初めて見たウナギに興奮したり、
田んぼに入ってドジョウ捕まえたり、まあ楽しかった。
あっという間に日が暮れて、それでオレはじいちゃんと一緒に家に戻ってきた。
やっぱ、はしゃぎすぎてたんだと思う。家に戻ると、疲れが出たのか、とにかく眠たい。
その日は寄り合いかなんかで、ばあちゃんがいなかったはず。理由はよく覚えてないけど。
とにかくばあちゃんがいなかったのは覚えてる。
それで、オレがじいちゃんに眠たいって言ったら、
「ばあちゃんまだ戻ってこんし、そしたら、飯までねとくか」
そういことでじいちゃんが仏間に布団引いてくれて、オレはひとり、仏間に寝ることにした。
多分気絶するように寝てたんだろうな、目を覚ました瞬間、いまが何時か検討もつかない感じだったはず。
ただ、庭の窓からまだ夕暮れのオレンジ色の日光が差してたから、まだ夜ってわけじゃなかった。
半覚醒状態でオレは布団から上半身だけ起こして、庭をボーッと見てた。
時間が経つに連れ頭も戻ってきて、そしたらお腹がすいてることに気が付いて、
布団から出ようと、一瞬振り返ったときに気が付いた。
なんだ?ってのが正直な感想。怖いとかまったくなかった。
オレの後ろになにかいる。
そのことに気が付いたオレは、ゆっくりと首を回してそいつを見る。
女だった。着物をきて正座してる。ただ、変だった。
オレはそいつが変な理由を確かめるために、布団から出て、女の真横へ。
髪の長い若い女、目とか鼻がない白い女で着物をきて正座してる。
オレは今度その女の真っ正面へ。
そしたら、その女は見えなくなった。
オレはいるはずの女の真正面に座り、頭だけ動かして斜めからソイツを見た。そしたら確かに女がいる。
(すげええええ!!!!めっちゃ薄い!!!)
感動した。
いまなら怖いんだろうけど、その頃のオレは田舎の珍しい生き物感覚でソイツを見てたんだと思う。
幽霊は薄っぺらいんだとわかって、オレは感動してた。
オレはもう一度、女の真横に座る。真横に座ると、薄いとかまったく気が付かない
(すげえ!!すげええ!!)
そんな感じで、オレはひとり感動していると、幽霊の頭が動き出した。
ゆっくりと動いて、オレの方を向こうとしてる。
動くにつれ、段々のっぺらぼうな顔が消えていって、オレの方を向いた瞬間、完全に消えた。
首はなんていうか、紙をねじったみたいになってるから、
こっちを顔がこっちをむいてるってのは分かる。
でも、顔は見えない。
(幽霊って平べったいんだ…)
怖いなんて感情は一切なかった。なんか感動してた。
そしたら、仏間のふすまが開いて、「飯出来たぞー」って声が聞こえた。
じいちゃんだった。
オレは今のこの感動をじいちゃんに伝えたくて、
「じいちゃん、今幽霊みよったよ!!ここにいよるんよ!!」って言ったら、
じいちゃん、ニヤリと笑って、
「まだ○○<オレの名前>はちいちゃいから、お手つきできよんかったんやな」って言った。
じいちゃんの言ってる意味がわかからなかったんだけど、言ったことはハッキリ覚えてる。
ただ、そのときのオレはじいちゃんが幽霊のこと気が付いてないと思って、
後ろ振り返って、じいちゃんに教えてやろうとしたんだけど、その女はもういなかった。
そのあと、じいちゃんにあの幽霊のこと色々聞いたけど、教えてくれないまま大往生してしまった。
お手つきってのがなにかわからんかったけど、多分じいちゃんは知ってたんだろうなあ。
ばばちゃんとか、その他家族に聞いても、全然知らないみたいだったし。