宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「霊と線香」

2014年05月09日 | Weblog



(薬師七仏)



祟り神のような 殆ど人間の手に負えない存在に対しては
焼香によって祓ったり 憑依を避けるといった事に効果は見られないようですが、
香の煙は 一般的な動物霊や不浄霊 遺体を狙う物の怪や
悪霊化している亡霊などを遠ざける効果があるようです。

以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

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それは3年くらい前に、友人2人と「たまには温泉でのんびりしたいよね」の一言からはじまりました。

「どうせなら、観光地よりもひなびた感じの落ち着いたところのほうがいいな。」
「ガイドブックにのってるとこはどうもね、人も多いし。」

皆それぞれ好きなことを言いながら、「あーでもない」「こーでもない」と
やっていた末に、道南のとある温泉旅館に決定しました。

出発の朝は快晴だったそうです。全員が各自の荷物を持って集合しました。
その温泉迄約4時間。途中コンビニによったり、ガソリンスタンドで
給油したり、たのしいドライブでした。その旅館につくまでは、、、

チェックインをしたのは午後3時位でした。
それまで快晴だった空も、いつのまにか雲がたちこみだし、今にも雨がふりそうな気配です。

しようがないのでとりあえず「部屋にいって休もう!」という皆の意見に従い
部屋に案内してもらって、その部屋の戸をあけたとたん、
「ざわっ」としたそうです。

いきなり気温が下がったような感じ。

「自分一人だったら部屋を変えてくれと言うけれど、みんなを怖がらせたくないから。」
だまっていました。

その部屋でテーブルでお茶を飲みながら話をしている時にも
後ろからの”視線 ”を感じていたそうです。

ほかの2人は「暑い!」といっていましたが、姉は寒くてたまらなかったそうです。


嫌な視線を感じながらも、他の2人と「あの**先生はだめだよ。」とか
「最近、婦長さんがどーしたこーした。」など職場での愚痴やうわさ話に
花をさかせておりました。話をしている間にも、その”視線 ”が
だんだん強くなって行くのを感じながら、、、

「ふっ」と気を抜いた途端にきたそうです。両肩に「ズシリ」と、
姉が言うには、霊にもいろいろ種類があって「寂しいから自分に気がついて欲しい」
「自分が死んでいる事を知らないで、生前と同じにふるまっている」
等の霊はまだ良いそうです。
たちの悪いのが「自分が苦しんでいるのだからおまえも苦しめ!」といった類いの霊だそうです。
(うーん人間と一緒だ)

姉の両肩にのってきたのは「後者」でした。

「うわ、これはまずいな。」とりあえず、いつも常備している荒塩を
両肩に振りかけました(備えあれば憂いなしともいいますし、、、)
友人2人は姉が”見えてしまう人 ”と言うことを知ってますから、
塩を取り出した時点で気がつきました。

友人A「なんか来た?」姉「うん、さっきから後ろにいる。今私の肩つかんでる。」
友人B「やばいやつ?」姉「かなりやばいかな。」
友人A,B「どうしたらいい?部屋変えてもらおうか。」
姉「部屋変えても多分ついて来ると思う。」
姉「私の後ろの壁、なにかある?」
友人「絵、風景画。」
姉「悪いけど、裏を見てくれる?」友人2人びびりました。
「大丈夫だから、見て!」と姉。

友人2人、おそるおそる絵をめくってみました。その絵の裏には
御札が貼ってありました。

友人2人パニック状態!姉もさっさと逃げたかったそうですが、
でも このままにするわけにもいかず、「ね、線香買ってきて、それとお供えになるお菓子とか果物。」
と友人に頼みました。


1人になった姉は、 じっとしていました。
下手に話し掛けたりすると、この手の霊は図に乗って悪さをするのだそうです

でも、「せっかく休みを取って、温泉に来て。しかもまだ温泉にも入っていない。」
事に気がついた姉は無性に腹が立って来ました。(姉、短気です)
「でも相手をしたら、やばいよな~。この男」霊にも男女があるそうです。
そうこうしている内に、友人2人線香とお菓子、それとなぜかろうそくをかかえて帰って来ました。
(コンビニは便利だね!)



友人A,B「大丈夫だった?買って来たよ!」
姉「じゃあ、線香を焚いて。それと床の間にお供えをしてくれる。」

部屋に線香の煙がたちこめ出したころ、姉の両肩が「すうっ」と軽くなりました。
「今すぐ、荷物をまとめて出る準備をして。それと私の荷物もお願い、今 動けない。」


姉は見ていました。後ろに居た男の霊が部屋のなかをぐるぐるまわりはじめた
事を、その男の着ている背広は襟が広い今ではだれも着ないような古いスタイルだという事も。
その男は、首をうなだれながら部屋の中を歩き回っています。



姉「これは、やばすぎだな。」その男は、引っ張る霊だったそうです。
引っ張る→生きてる人間を取り込む、というか自分と同じ目にあわせたいと
思っている霊?精神状態によっては”同化 ”する事もあるそうです。

友人がロウソクに火を付けて床の間に備えました。
そのロウソクの火は「まんまる」な形をしています。
中学生の頃、姉は
「映画とかで、幽霊が出る時には、ろうそくほ火がゆらゆらしたりするけど、本当は違うんだよ。」
と言っていたのを思い出します。

男も歩き回る事に飽きたのか、床の間のお供えに気を取られたのか、
床の間の前にじっと立ってます。

姉「この部屋出よう、今すぐ!」反対する人いません。
フロントでチェックアウトして、車に乗り込み今朝来た道を戻りながら、、、
「なんだったの?」姉「よくわかんないけど、あの部屋は集まるところみたい、
でもほんとーにやばかったよ!」

全員、残りの有給休暇は自宅ですごしたそうです。


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2 コメント

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 (村永美和子詩集)
2014-05-09 01:58:05
          闇

きのうの闇に手ざわりはなかった

今とりまく闇にも硬さはない

あしたの闇もきっとうすいだろう

音もくわえないしじま

わたしの肉体もぬくもりはとれ

やわい骨にひびきあうものはない

闇には色がある?

このからだでもそれだけが斑をつくり

吸入口が光っている

排水口が染まっている

明るさをひきこむ闇とのさかい

そのくまどりもうすれる日

わたしの色が闇に溶けるのではない

排水口を失った吸入口が

闇を呑みほす

  土曜美術社 新・日本現代詩文庫61より
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香の重要性 (もみ@八握剣)
2014-05-09 05:57:07

|・)…

現在日本は
「宗教=悪」 「線香=葬式」
の図式で洗脳されている人が多いので
「線香=死」のように 縁起が悪いような印象が強まっていたり、
また木造寺院の火事を恐れて「火気厳禁」にして
焼香できなくなったりしているのだけど

線香は実は 悪霊を近づけなくさせたり 祓うという
重要なもので

チベット仏教や中華仏教や道教では
香の煙を捧げる事で大きな功徳を積める面もあるので
頻繁に焼香するし
チベット仏教徒は 戸外で
1本か 束の線香をそのまま焚いて
香を捧げる事が しばしば見られるばい。

もみも毎日 焼香するばい。
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