金曜日の快感

やっと週末ですね～

今週もがんばったな～



特に今日、金曜日は、

とにかく忙しい。

でもその忙しさは、いつもの忙しさとは違う。

気持ちの良い忙しさなのです。




私の職場は、高齢者の福祉施設なのですが、

一応、週に２日だけ非常勤の医師が『かかりつけ医』として来てくれます。

決まった仕事は、定時薬の処方。

職員の健康管理。

お客様の健康管理として、具合の悪い方の往診もしてくれます。


たいてい某大学病院から来る、経験３・４年目くらいの若い医師が来ます。

そしてやってくる医師は、高齢者医療に興味ある人が非常に少ないです。

なので発熱くらいの症状では、あまり喜ばない。

『喜ばない』というのは、完全に不適切な言葉ですが、

本当にその言葉のままの態度をとるのです。

『自分の経験や実績にならない症例は、見るに至らない』

と考える医師が多いのです。



ところが、この４月から来ているＳ田医師は、その類ではなかった。

まず基本的なところから違う。

お客さんの目線に立って『おはようございます』って挨拶できるのだ。

えっ？！って思うかもしれないが、

これが出来ない医師が多いです。(認知症の人に対しては特に）

とにかく、どんなことも真剣に聞き、診察をして

医療的判断をしてくれます。

私達看護師や生活相談員、栄養士の意見も聞いてくれます。

ご家族にも分かりやすく説明をして、その説明を省くことがありません。



実に当たり前のことばかりですが、

今までの医師は、皆これが出来なかったのです。



きちんと仕事をしてくれる分、

とても忙しい。

レントゲンやＣＴ、採血の指示がどんどん出ます。

診断が出れば、治療方針が決まります。

薬や処置の指示が出ます。

ご家族やケアワーカーの間に入って、それらの情報を送り出し、

ケアワーカーには、ケアに対する指示を出します。

時には福祉施設では普通やらない、

動脈血の採取や気管支分泌物の採取なんかもあったりして～

看護師としては、本領発揮！といったところです。



ホント忙しい。

とにかく忙しい！！


でも楽しい～


私はやっぱり、こういう仕事が好きなんだな～

と思う１日になります。




娘も来年には、義務教育を終えます。

本当にそろそろ、転職を考えようかな～とも。




クタクタな金曜日だけど、

気分の良い疲労感な、金曜日です。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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