普段、砂遊びに全く興味がないYクンが、
『プリンつくろっかぁ?』
と、ねえねを砂場に誘うのです!
ねえね、急いでスコップとプリンカップを持って砂場へ!
(めったにないことなんで!
)
ねえねのそばにちょこんと座るYクン。
砂を触ることが苦手なYクン。。。
“ねえねが作ることを要求しているんだなぁ~!”
と、ねえねがプリンカップに砂を入れ、1個、2個、3個とプリンを作り、砂場に並べていきます!
その様子を見ては、ニコニコ
しています!
ねえね、砂を入れたプリンカップを、
『はい!Yクン!!どうぞ!!!』
と、手渡すと、Yクン、
『ありがとう!』
といって、プリンカップを“エィ~!”と逆さまにしてみたものの・・・砂が“ドバァ~”と崩れ、プリンどころではないのです。。。
でも、もう一度、
『はい!プリンどうぞ!!』
と、Yクンにプリンカップを手渡すと・・・もう一度チャレンジ!

が・・・これまた失敗・・・崩れます。。。
いつもなら、これにて終了~
・・・となるんですが、今日のYクンは何度も、何度も、
『入れて!』
と、自ら、プリンカップに砂を入れることを求めてきたり、崩れても、崩れても、
『失敗ぃ~!』
といいながらもチャレンジするのです!
だから、ねえねも、
『Yクン!はい!!どうぞ!!!』
と、プリンカップに砂を入れること・・・約50個。。。
Yクンもだんだんとプリンカップを上手に逆さまにすることができるようになり、いい形のプリンができてきました!

砂場の半分くらいはYクンの作ったプリンでいっぱいになってきました!
途中、年少児が砂場にやって来て、Yクンの作ったプリンに興味津々。。。
その姿を見つけると。。。
『こんにちはぁ~!あっち行こかぁ~!』
と、プリンからちょっとずつ・・・ちょっとずつ、遠ざける作戦?をしていました!
そして、81個目。。。
砂が苦手でスコップも持ちたがらないYクンが、自ら、スコップを手に取り、プリンカップに砂を入れ、“トントン”とねえねがするようにしっかりと砂を押さえつけて・・・“エィ!”と逆さまにして・・・ゆっくりとプリンカップを取ると・・・で~きた!できた!!とってもおいしそなプリンができたぁ!!!

Yクンは今まで見たことのない笑顔で、
『プリン、できたなぁ~!』

と、ねえねに飛びついてきたのです!
ねえねも、
『うわぁ~!Yクン!!上手にできたねぇ~!!!おいしそぉ~!!!!』


というと・・・ますます、うれしそうに!

それからも、Yクンとねえねはプリンを約100個作りました!
『お弁当しよかぁ~!』
と、声をかけにきてくれた担任や年少児と遊んでいた先生やYクン自身が、
『プリンできたよ!』
と、声をかけにいった先生たちに、できたてプリン
を見てもらって・・・大喜び&大満足でした!
その後、お弁当を食べてからは、
『バスしよなぁ~!』
と、違う遊びをいっていたのに・・・なっ!なんと!!砂場でひとり、スコップとプリンカップ片手に、もくもくとプリンを作っているのです!!!
ねえね、その姿に・・・感動してしまいました!
子どもの成長って・・・こういうことなんじゃないかな?と思いました!
“たかが砂場のプリン?”
って思われるかもしれませんが、“されど砂場のプリン!”
なんだと思うのです!
自発的に興味を持ったものに取り組み、何度も挑戦と失敗を繰り返しながらチャレンジをし、そして・・・“また、やってみたいなぁ~!”と思う気持ちがでてきて、またやってみる!ということ!
これが、子どもの成長なんじゃないでしょうか?
大人が意図的に与えて、それを子どもたちが取り組み、覚える!・・・これも成長なのかもしれませんが、本当の自分の力となって、これから生きていく中での糧となるのは・・・“プリン作り”のようなことなんじゃないかな?と・・・Yクンとプリン作りを見ていて思いました!
ねえねは教師として、ひとりひとりに合ったその時期に気付き、その力となる手助けをしていけるような教師でい続けたいなぁ~と改めて思いました!
いくつになっても甘えんぼぅ~!ではなく
、いくつになっても子どもに教えられることだらけのねえねです!

『プリンつくろっかぁ?』
と、ねえねを砂場に誘うのです!

ねえね、急いでスコップとプリンカップを持って砂場へ!

(めったにないことなんで!

ねえねのそばにちょこんと座るYクン。
砂を触ることが苦手なYクン。。。
“ねえねが作ることを要求しているんだなぁ~!”

その様子を見ては、ニコニコ

ねえね、砂を入れたプリンカップを、
『はい!Yクン!!どうぞ!!!』
と、手渡すと、Yクン、
『ありがとう!』
といって、プリンカップを“エィ~!”と逆さまにしてみたものの・・・砂が“ドバァ~”と崩れ、プリンどころではないのです。。。

でも、もう一度、
『はい!プリンどうぞ!!』
と、Yクンにプリンカップを手渡すと・・・もう一度チャレンジ!


が・・・これまた失敗・・・崩れます。。。

いつもなら、これにて終了~

『入れて!』
と、自ら、プリンカップに砂を入れることを求めてきたり、崩れても、崩れても、
『失敗ぃ~!』

といいながらもチャレンジするのです!

だから、ねえねも、
『Yクン!はい!!どうぞ!!!』
と、プリンカップに砂を入れること・・・約50個。。。

Yクンもだんだんとプリンカップを上手に逆さまにすることができるようになり、いい形のプリンができてきました!


砂場の半分くらいはYクンの作ったプリンでいっぱいになってきました!

途中、年少児が砂場にやって来て、Yクンの作ったプリンに興味津々。。。

その姿を見つけると。。。
『こんにちはぁ~!あっち行こかぁ~!』

と、プリンからちょっとずつ・・・ちょっとずつ、遠ざける作戦?をしていました!

そして、81個目。。。
砂が苦手でスコップも持ちたがらないYクンが、自ら、スコップを手に取り、プリンカップに砂を入れ、“トントン”とねえねがするようにしっかりと砂を押さえつけて・・・“エィ!”と逆さまにして・・・ゆっくりとプリンカップを取ると・・・で~きた!できた!!とってもおいしそなプリンができたぁ!!!


Yクンは今まで見たことのない笑顔で、
『プリン、できたなぁ~!』


と、ねえねに飛びついてきたのです!

ねえねも、
『うわぁ~!Yクン!!上手にできたねぇ~!!!おいしそぉ~!!!!』



というと・・・ますます、うれしそうに!


それからも、Yクンとねえねはプリンを約100個作りました!

『お弁当しよかぁ~!』
と、声をかけにきてくれた担任や年少児と遊んでいた先生やYクン自身が、
『プリンできたよ!』
と、声をかけにいった先生たちに、できたてプリン

その後、お弁当を食べてからは、
『バスしよなぁ~!』

と、違う遊びをいっていたのに・・・なっ!なんと!!砂場でひとり、スコップとプリンカップ片手に、もくもくとプリンを作っているのです!!!

ねえね、その姿に・・・感動してしまいました!

子どもの成長って・・・こういうことなんじゃないかな?と思いました!
“たかが砂場のプリン?”



自発的に興味を持ったものに取り組み、何度も挑戦と失敗を繰り返しながらチャレンジをし、そして・・・“また、やってみたいなぁ~!”と思う気持ちがでてきて、またやってみる!ということ!
これが、子どもの成長なんじゃないでしょうか?

大人が意図的に与えて、それを子どもたちが取り組み、覚える!・・・これも成長なのかもしれませんが、本当の自分の力となって、これから生きていく中での糧となるのは・・・“プリン作り”のようなことなんじゃないかな?と・・・Yクンとプリン作りを見ていて思いました!

ねえねは教師として、ひとりひとりに合ったその時期に気付き、その力となる手助けをしていけるような教師でい続けたいなぁ~と改めて思いました!

いくつになっても甘えんぼぅ~!ではなく


