空も大地もうごめき、ウゴメク。

この世に生まれたからには、精一杯生きてみよう

黄金週間後半

2007年05月06日 | 個人
  ゴールデンも終盤を迎え、残る1日となった。今年は前半と後半がはっきりくっきり分かれる年だった。企業によっては4月28日(金)から5月6日(日)まで9日間というところもあり、時間と経済的余裕のある人たちの中にはこの期間を利用して海外旅行を楽しむ人たちも。今、長きの旅行を終えて国内に続々戻ってきている。後半4連休を利用しての人たちも同じだ。近場の韓国、中国や東南アジア付近を長くて2泊3日の日程で。帰国時の顔は国内では体験できなかったというような思い出をお土産に、プライベートな旅を満喫してきたに違いない。

 当社もこの時期は利用者が膨れ上がる。通常の3倍以上の利用がある。中でも今日は昨日からの雨で、屋外施設を予定していたグループらは急遽予定を変更して我が社へ足を運んできたケースも多く見られた。帰省で遠く関東、関西から帰ってきた人たちもいた。また、この時期はスポーツ交流も盛んな季節でもある。近くのグラウンドでは中学野球部の市外チームを招いた交流戦や、高校のグラウンドではラグビーの交流試合等も予定されていたようだったが、あいにくの雨で試合や合同練習等は消化できずに、当初の予定を変更してゲームを中止したり、短縮しながら日程を消化していた。

 こういう場合、屋外競技の面々は予定を変更して民泊もしくは旅館に早く帰ってくるケースも多い。当市は他の市に比べ屋内施設が少ないといわれている。中でも室内練習場がないのは当市にとって大きな痛手だ。雨天時のみならず、スポーツ競技ばかりでなく、幅広く利用できる利点があって重宝されているのがこの室内練習場だ。フルシーズン利用できる特長を持ち合わせ、そうなれば雨天時にも強い施設としてますます利用価値が高まる。地元の人たちの熱意で早期完成を願う一人である。

 先月当市であった大師まつりのパレードで本県の東国原知事がメーンのコースをオープンカーで参加した。一目知事見たさに沿道に集まった市民は6万人とも言われた。その後のパフォーマンスに市民も目を疑った。まさか同じコースをジョギングの格好で戻ってくるとは、予想もしなかったサプライズに沿道の市民も喜んだ。知事は終点の大型店までくるとそこからコース外を走り始め、自らの目で廃校となった延岡西高校を、自分の足で見にいったと地元の夕刊紙が報じていた。その跡地は関係各団体より①スポーツ施設②地域のコミュニティー施設③多機能施設等の要望が出ている。もともと県の所有物に当たることから、跡地利用については全て県が握っている。そのトップが自分の目で確かめたというから、なかなかどうしてやるもんだ。知事の母校、都城・泉ヶ丘高校がそういった憂き目にあえばどうなる、などと100%ありえない状況の下では知事も、焦りや緊迫感はなかったかもしれないが、地元としてはこの有効利用の一つに屋内施設の要望も上がっている。跡地利用は住民や関係者間で討論しながら、必要性の高いものから順に決定していってほしい。

 仮に屋内施設等が完成すれば新たな競技や交流も盛んになることも予想される。そうなれば、地域間の活性化や交流による経済効果も図られる。うちの施設も雨天時には屋外競技の大会等が中止になってよく利用されているが、完成によっては施設利用の減少も予想される。うちにとってはメリットがない屋内施設ではあるが、地域住民の悲願の“箱物”。是非建設してほしいものだ。背に腹は変えられないとはこのことか。今日も交流試合で来ていた宮崎の中学の運動部が雨のため行くところがないために、当施設を利用した。前日は最初から予定されていたことで、時間どおりに来館し、楽しんで帰っていったがまさか、この雨で今日の交流試合が中止、2日お世話になるとは考えもしなかっただろう。いらぬ出費もかかったろうに。市内高校の“肉弾チーム”も合宿で来ていた都城の高校生とともに来館した。“飛び入り”の団体だ。うちにとっては嬉しい団体なのだが。背に腹、背に腹。やっぱりハコモノない方が良いのかも・・・。いやいや建設賛成派ですから私は。
 

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