0188_神の役職(017)裕也の冒険
--空の体③--
ひろ子は、突き当りの階段を降り、
地下の書庫に着いた。
番人に日蓮大聖人に頂いた閲覧許可を見せた。
番人はすんなり通してくれた。
ひろ子は少し奥に進み書庫の扉の前に着いた。
3メートルはあるだろうか、開き扉である。
左の扉の真ん中に学者風の人が黒いコートを着て帽子をかぶり、
本を左腕に抱えて、右手には杖を持っている。
魔法の杖だろうか。
右の扉には、剣と盾を持ち甲冑(かっちゅう)を着た兵士が浮き彫りされていた。
--空の体③--
ひろ子は、突き当りの階段を降り、
地下の書庫に着いた。
番人に日蓮大聖人に頂いた閲覧許可を見せた。
番人はすんなり通してくれた。
ひろ子は少し奥に進み書庫の扉の前に着いた。
3メートルはあるだろうか、開き扉である。
左の扉の真ん中に学者風の人が黒いコートを着て帽子をかぶり、
本を左腕に抱えて、右手には杖を持っている。
魔法の杖だろうか。
右の扉には、剣と盾を持ち甲冑(かっちゅう)を着た兵士が浮き彫りされていた。
書庫を守っているのだろう。
緑の弦と葉が周りを囲んでいた。
ひろ子は、恐る恐る扉を引いて開けた。
「ギィギイギィ」
重苦しい音が響き。新しい紙の匂いがした。
老いから守られているのだろう。
緑の弦と葉が周りを囲んでいた。
ひろ子は、恐る恐る扉を引いて開けた。
「ギィギイギィ」
重苦しい音が響き。新しい紙の匂いがした。
老いから守られているのだろう。
つづく 次回(神の役職018)空の体。