闇と光の慈愛のコントラスト(57)侵略
--侵略(007)--
「アイリス。前にアクデシアの書庫から本を借りただろ。
その本が父に見つかったらしい。
それを父が光の神に報告した。
多分、その本が気に触ったのだろう。
光の神が闇の種族を皆殺しにすると言っている。
村に居ると殺されてしまう。
アイリス。僕と逃げよう」
エンビは、アイリスに村が襲われることを話した。
「ほんとう?どうして村が襲われなければならないの?
あの本もアクデシアが書いたものではないは、
宇宙の始まりからある本よ。
どうして…どうして……」
アイリスは悲しみが込み上げてきてきて止められなかった。
「闇の種族が何も悪くないことは分かる。
でも、神様ってそういう者じゃない。
私は、君だけでも助けたい。
その一心で来たんだ。
二人で逃げよう」
エンビは、アイリスを諭したかった。
「私だけ逃げるなんて出来ない」アイリスは叫んだ。
「逃げないと、アイリスも僕も殺されてしまう。
きっと僕も殺されてしまう。
逃げてくれ」
エンビは、アイリスに懇願した。
アイリスは、エンビの話を聞かずに闇の村に戻ろうとした。
つづく 次回(侵略008)
--侵略(007)--
「アイリス。前にアクデシアの書庫から本を借りただろ。
その本が父に見つかったらしい。
それを父が光の神に報告した。
多分、その本が気に触ったのだろう。
光の神が闇の種族を皆殺しにすると言っている。
村に居ると殺されてしまう。
アイリス。僕と逃げよう」
エンビは、アイリスに村が襲われることを話した。
「ほんとう?どうして村が襲われなければならないの?
あの本もアクデシアが書いたものではないは、
宇宙の始まりからある本よ。
どうして…どうして……」
アイリスは悲しみが込み上げてきてきて止められなかった。
「闇の種族が何も悪くないことは分かる。
でも、神様ってそういう者じゃない。
私は、君だけでも助けたい。
その一心で来たんだ。
二人で逃げよう」
エンビは、アイリスを諭したかった。
「私だけ逃げるなんて出来ない」アイリスは叫んだ。
「逃げないと、アイリスも僕も殺されてしまう。
きっと僕も殺されてしまう。
逃げてくれ」
エンビは、アイリスに懇願した。
アイリスは、エンビの話を聞かずに闇の村に戻ろうとした。
つづく 次回(侵略008)