ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(56)侵略

2019年06月24日 08時16分32秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(56)侵略

--侵略(006)--

エンビは、森の外れまで来た。
闇の種族の村が見える。
「ウォォォォー ウォォォォー ウォォォォー」
エンビは、オオカミの真似をし遠吠えを上げる。
アイリスへの合図である。
暫くして、一つの人影が村から出て近づいてくる。
もう、日は暮れている。
真っ暗である。
「エンビ エンビ いるの?」
アイリスは、森まで来て囁いた。
「アイリス こっち こっち」
エンビは返事をした。
「エンビ 会いたかった」
アイリスは嬉しそうに答えた。
「アイリス とにかく急用です。
 歩きながら話そう。」
エンビは、森を東に歩き始めた。
アイリスもエンビについて歩いていった。
そして、闇の種族の村から1キロぐらい離れたところで、
エンビは、事の次第を話し始めた。

つづく 次回(侵略007)

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