ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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0279_神々の合議(004)裕也の冒険-はじめての会議②-

2020年11月11日 10時04分42秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0279_神々の合議(004)裕也の冒険-はじめての会議②-


--はじめての会議②--

翌日も続けて会議は開かれた。
西のイスラムの民から返事が来た。
「全神仏の和平宣言を受諾する」と申し入れた。
会議は、始まった。
アクストラは、まず、議題の表明をする。
「闇と光は、戦ってきた。
 光の神の呪いにより、魔力をおびた者もいる。
 いつからか魔族と呼ばれた。
 しかし、我々は、光の民を憎まない。
 光の民も権力と戦い平和の為に信仰をしているからです。
 私にとって、恨みは、何も生まない。
 当然、私にとっては闇の民を守ることが大事ですが、
 争いは無くなりつつあります。
 みなさんも自身の民が大切な事でしょう。
 いろいろな民が、南の地球には生まれ変わっています。
 南では、人種は多様化し混ざり合い。
 それぞれ、弱いものも生存の力を示し、それをみんなが認めつつあります。
 やっぱり、南の地球の人が主体だからです。
 南の地球の人の幸せを願うべきです。
 我々、民を幸せに導く者が争ってはいけないと思います。
 我々が、和平を宣言することは、争いを無くすのに大きな意義があります。
 よって、ここに『全神仏の和平宣言』を採択するものとします」

アクストラは、一人一人に最終賛否を問うた。
光の神は、イエス様をはじめゼウスさんも全て賛成した。
闇の神は、アクストラをはじめ魔族の王女アイリアを含め賛成した。
仏様は、釈迦牟尼仏をはじめ日蓮如来仏、菩薩の方々、全て賛成した。
西のイスラムの民も賛成した。

裕也は、ほっとした。
(しかし、西の民には誰か、後ろに隠している人がいる?)
裕也は、そんな気がした。

次の議題ですが、「水子を諸天善神に加えたい」のですが、賛否お願いします。
裕也は、議題を提議した。

つづく。 次回(諸天善神の水子①)

#裕也の冒険 #自作小説 #神々の合議 #裕也 #はじめての会議


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