ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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妙法蓮華経方便品第二

2011年04月04日 20時47分24秒 | 法華経の一説〔解)
 その時、世尊は、三昧に従い、理解し安く易(うま)く詳しく、その心を起こし、

舎利弗に告げる。
 諸仏の知恵は深く深く、量りきれなく、その知恵の門(入り口、境知)は理解しが

たく、入りにくい。全ての声聞(声を良く聞わける者)も有能な「ひゃく」を支える

佛も、門のところを知る能力がない。
 そのところをもちいる者は何(どのような者)か?限りない佛に親密に近づき、百

千万億のときを、無数のもろもろの佛、深く行ずるもろもろの佛、量りしれない法

の道を、勇猛に精進し、その名を常に聞き、修行して成就すること深く深く、まだ

、いまだ知らない、いろいろな法があり、ところの説に随宜(ずいぎ)[心の底から

従った]した。その意のもつおもむきは理解しがたい。舎利弗いいか良く聞きなさ

い。われ、法に従い成仏して以来、種々の因と縁をもち、種々の譬え(たとえ)を、広く

演説して言葉で教えてきた。無数の方便で衆生を引き導き、もろもろ法を離れるよ

うに指示してきた。そのところをもちいる者は何(どのような者)か?如来の方便は

、その知識が見せる悟りの境地は、皆すでに持っている。舎利弗いいか良く聞きな

さい。如来の知識を見ると、広く大きく深く遠く、量りしれなく、疑いなく、その

力は、およばないところがない。禅に定まり、理解を脱し、三昧を得、入るとこ深

くはてが無く、全ての事を成就できる。いまだ知らない、いろいろな法がある。舎

利弗いいか良く聞きなさい。その如来の能力は、物事を種々に分別し、巧みにもろ

もろの法を説く。言葉は柔らかく柔軟で、衆生の心を悦ばせることが出来る。舎利

弗、その能力のかなめを得、これを語りなさい。量りなく、際はてなく、いまだ知ら

ない、いろいろな法を、佛の本質を成就しなさい。舎利佛、今までの法の説き方を

、お止めなさい。今までの法をただ繰り返し説くのに留まるをやめて、自分の考え

、自分の心、自分の言葉で法を説きなさい。そのところをもちいる者は何(どのよ

うな者)か?佛のところを成就すること。一番望むところにあること。理解しがた

いこの法とは、ただ一人の佛、それに従う何万という佛のところ。そして、よく深く

極めた、もろもろの法の本質の相(姿)は、ところの心髄、もろもろの法はこれの如

し、相もこれの如し、性これの如し、体これの如し、力これの如し、作これの如し

、因これの如し、縁これの如し、果これの如し、報これの如し、本と末が究極には

等しく繋がり繰り返し作用する。これとは、つまり、佛が説いた法の姿の如きであ

り、如来が説いた法の姿の如きである。



あははは、むずかしいね!
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