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通訳・翻訳の勉強部屋

通訳・翻訳者を目指し、日々勉強を続けております!!

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2006-03-03 09:22:15 | 読者投稿
「スルツカヤ選手に学んだこと」
 日本中が荒川の金に沸きあがっている。だが、私は他に注目していた選手がいる。ロシアのスルツカヤ。膠原病と共にリンクに上がった選手。膠原病とは私と同じ病気。
 膠原病――原因不明で完治しない病気。かくいう私も髪の毛が八割抜けたり、歩けなくなったりと闘病生活中だ。
 トリノ本番。スルツカヤはこけた。だが、注目すべきは後の態度だ。
 点数発表の時、仕方ないといった表情で笑顔を見せる。 表彰台でも笑顔を絶やさない。
 病気でトリノに大量の薬を持っていかねばならなかったスルツカヤ。フィギュアに強いロシアだからこそのしかかるプレッシャー。それでも他の選手より条件が悪かったと言い訳せず、自分の結果を素直に笑顔で受け止めたのだ。
 私もこの姿勢を学びたい。病気を言い訳にしない。病気を知ったからこそ他の人よりできることがある。病気を不利な点から有利な点にかえることだってできるはず、そんな思いが強くなった。