High Five / Split Kick

青山「Blue Note」でのライブ盤『Live For Fun』を挟み、スタジオ作としては2008年の『Five For Fun』以来約2年ぶりの新作...♪

■ High Five / Split Kick　(Columbia, EU, JZ100702-07, 2010)

01. Split Kick　(Horace Silver)
02. Motorizzazione　(Piero Piccioni)
03. Some Day My Prince Will Come　(Frank Churchill/Larry Morey)
04. Il Testimone　(Piero Piccioni)
05. Quicksilver　(Horace Silver)
06. Spirito Libero　(Fabrizio Bosso/Luca Mannutza)
07. Sad Day　(Daniele Scannapieco)
08. Something Cute　(Lee Morgan)
09. Peace　(Horace Silver)

Personnel : Fabrizio Bosso (tp, flh), Daniele Scannapieco (ts), Luca Mannutza (p), Tommaso Scannapieco (b), Lorenzo Tucci (ds)

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メンツ的にはベースが「Pietro Ciancaglini」から「Daniele Scannapieco」の弟「Tommaso Scannapieco」に交代したようだけど「ピエトロ」は『Blue Note』で実物を観ているだけに少々寂しい気も...（^^;）

内容的には9曲中7曲がスタンダードを占め、中でも「Horace Silver」は3曲と過去にも「The Jody Grind」を演ってるし、彼らの「Horace Silver」好きが窺えるところ...（^^）

そして「Piero Piccioni」が2曲というのは自国の大作曲家へのリスペクトといったところでしょうか...（^^）

演奏については今さら特に言うことないと思うけど...（^^）

冒頭「01」の「ボッソ」と「D.スカナピエコ」のユニゾン聴いただけで嬉しくなっちゃうし、続くソロ（「マヌンツァ」も含めて）も最高～（^^）

スピード感あふれる「02」、「04」、「05」「ボッソ」のミュート・トランペットが素晴らしい「03」、

2曲あるオリジナル「ボッソ/マヌンツァ」作の「06」、オリエンタル・ムードあふれる「ダニエレ」作の「07」もこの中にあって遜色ないし...（^^）

ストレートなハード・バップ（「Lee Morgan」の曲だから当然だけど...^^;）「08」、締めのバラッド「09」も文句ナシ...（^^）

少しだけ欲を言えばもっとオリジナル曲を聴きたかった気もするよね...♪

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