Fabrizio Bosso, Javier Girotto / Sol Latin Mood

先日は「High Five Quintet」の一員として来日も果たし、今や「イタリアン・ジャズ」のみあらず、ジャズ界を牽引するトランペッターと言っても過言ではない「Fabrizio Bosso（ファブリツィオ・ボッソ）」...

そんな彼の最新作は、アルゼンチン生まれのラテン系サックス・プレイヤー「Javier Girotto（ジャヴィエル・ジロット）」とのプロジェクトというコチラのアルバム...♪

■ Fabrizio Bosso, Javier Girotto / Sol Sol Latin Mood (Emi Italy, EU, 2642872, 2008)

01. Ochenta
02. Quizas Quizas Quizas
03. Mamihlapinatapai
04. El Cacerolazo
05. Volver
06. Matias
07. Pescao Blanco
08. Wide Green Eyes
09. Sol !
10. Zoogami
11. Perdonare
12. The Shadow Of Your Smile
13. African Friends
14. Penny

Personal : Fabrizio Bosso (tp, flh), Javier Girotto (ss, brs, per), Natalio Mangalavite (p, key, vo), Luca Bulgarelli (b), Marco Siniscalco (b on 2, 5, 8), Lorenzo Tucci (ds), Bruno Marcuzzi (per), Raul Midon (vo on 2)

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内容のほうは、熱いラテン系バップ・ナンバーから、哀愁味あふれるムーディな（またの言いかたを「エロチック」とも言う...笑）バラードまで、イキなオトナの雰囲気満載...（^^）

しかし「ラテン」の熱さを保ちつつも、決してヤボったくならずに「スタイリッシュ」に仕上げるあたりはサスガであり、都会的に洗練された「ボッソ」の音色に、少々イナたい「ジロット」の音色のコントラストがジツに効果的...

「High Five Quintet」からは、ドラムスの「Lorenzo Tucci（ロレンツォ・トゥッチ）」が全面参加。またヴォーカル・ナンバーの「02」には盲目のソウル・シンガー「Raul Midon（ラウル・ミドン）」が参加し、ラテン気分を一層ひきたてる...（^^）

しかしスタイリッシュに仕上げているとはいえ（ワタクシはもともと「ラテン」はじめ「ラテン・ジャズ」も少ないながら聴いているので違和感なく入れるけど）、「High Five Quintet」や彼のソロ作品（特に最近のモノ）のファンの方々がどう感じるかは... 興味シンシンだったりして...♪

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