
「Jazzレア盤リクエスト復刻シリーズ」...(?)
ま~たヒトの弱いトコロに付け込むのウマいんだから...(笑)
というコチラは、米国デトロイト出身のピアニスト「Hugh Lawson (ヒュー・ローソン)」が1990年に日本の「サムシンエルス」からリリースしたというピアノ・トリオ作...(^^)
なんでも発売はそれっきりで、その後は世界的にも高値で取引きされていたレア盤なんだって...♪
(CDレビューは「Rosa Passos」のアルバム紹介途中だけどコレは発売後間もないので早いほうがイイと思って...^^)
■ Hugh Lawson Trio / Casablanca (1990) (Emi, Japan, TOCJ90074, 2012)
01. Ballads For The Beast
02. My Sherry Amour
03. As Time Goes By
04. On A Slow Boat To China
05. Basie In Mind
06. Sleepless Man
07. When You Wish Upon A Star
08. New Boots For Brooks
09. Blondy's Waltz
10. Days Of Wine And Roses
11. My Funny Valentine (Bonus Track)
Personnel : Hugh Lawson (piano), Cecil McBee (bass), Marvin "Smitty" Smith (drums)
収録曲は「01」のみがオリジナルで、他はご覧のとおりジャズ・スタンダードやポップス、映画音楽などのカバー曲が中心...(^^)
ソウル畑を歩いてきたモノとしては「Stevie Wonder (スティービー・ワンダー)」の「02」に目がいくけど、オリジナルの「01」はじめ、全編通して「スィングの伝統」と「クールでリリカルな現代感覚」とのバランスが絶妙な好作...(^^)
というわけで、真っ当なジャズを聴きたい方には大いにオススメするけど、ジャズに(必要以上に)刺激や美的感覚を求める方にはありきたり過ぎると思うのでオススメしません...♪
【以下は新譜案内より】
長らく廃盤になっており中古市場を賑わしているような名盤、稀少盤、レア盤を探してお届けする「リクエスト復刻」シリーズがスタート!
今作は1990年にサムシンエルス(当時の東芝EMI原盤)から発売されたピアノ・トリオで、スタンダードを多く含むロマンティックなアルバム。日本原盤のためオリジナルCD以外では世界的にも発売されたことがなく、現在帯付きのオリジナルCDは高値で取引されており、レア盤紹介本にも掲載されている。アルバムの人気の理由は哀愁のメロディを持つ1曲目「バラッズ・フォー・ザ・ビースト」の魅力にある。"わずか5分の演奏で一つの恋を語り尽くす"(by「幻のCD廃盤/レア盤コレクション」)というような胸キュンの名曲だ。タイトルの『カサブランカ』は、かの有名な映画から。もちろんこのアルバムには、主題歌「時の過ぎるまま(As Time Goes By)」が収録されている。オリジナルには未収録の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」(世界初登場)を追加。紙ジャケット仕様。HQCD、24ビット・リマスタリング。帯も可能な限り元の形で復刻。
ヒュー・ロウソンは1935年デトロイト生まれのピアニストで同郷のバド・パウエルを師として活動していた。1978年に初のリーダー作をリリースするも過少評価され、リーダー作は生涯3枚しか残さなかった。その内の1枚が今回復刻となる『カサブランカ』なのだ。このアルバムには「時の過ぎるまま」「星に願いを」や「酒とバラの日々」といったスタンダードナンバーが収録されているが、長年復刻のリクエストの声が高かった大きな理由は、1曲目に収録されたオリジナル・ナンバー「バラッズ・フォー・ザ・ビースト」につきると言っても過言ではない。一聴しただけでヒューの世界に引きこまれるエキゾチックで少し哀愁を帯びたナンバーは「幻のCD廃番/レア盤 掘り起こしコレクション」(byマガジンランド 2005年刊行)の中で"わずか5分で一つの恋を語り尽くす"と評されている。
今回の再発は、紙ジャケ仕様、そしてオリジナルCDには未収録で本作が世界初登場となる「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を追加しての24ビット・リマスタリング、HQCD(通常のCDプレイヤーで再生可能な高音質CD)にて発売となる。また、今回の復刻に関しては限定生産となるので、御注意ください。
なお、6月23日に発売となる『JaZZJAPAN vol.23』(ヤマハミュージックメディア刊)には本作についての3ページの特集も組まれているのでこちらも合わせてご覧ください。







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