HPではBob James & David Sanbornの『Double Vision』を紹介していますが、翌年の1987年に同じレーベルからほぼ同じスタッフによりリリースされた作品。
プロデューサーは先日に引き続きTommy LiPuma、エンジニアはAl ShumitとBill Schnee、ミュージシャンもMarcus Miller、Paulinho Da Costa、Paul Jackson Jr. などほぼ一緒ですが、ドラムスはSteve GaddではなくHavey Mason。
それが意図することはわからないけれど、単純に考えれば、重さや切れよりも控えめな音が欲しかったのかなあ。Marcusのベースも『Double Vision』より控えめな気がするし。
しかしGaddとMarcusのボトムスはよくあるけど、MasonとMarcusはあまり思い当たりませんな。
内容のほうはこの曲のタイトルのように、大人による大人のためのフュージョン。
というか、今で言うスムース・ジャズという言葉がベストマッチするアルバムかもしれません。
ちなみにMimosaとはシャンパンベースのカクテルの名前ですが、作者のベンソンがそれを意識して創ったかどうかはわかりません(笑)
(Fusion,『Collaboration』,1987)
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