スピーカーが「JBL4318」に替わったこともあり、せっかくなら「良い音」の「ジャズ」を聴きたいものよと(^^)、本日取り出したるはコチラ...♪
なんでも『ヨーロッパで1999年10月にCD化され、レアジャズファン、クラブジャズファンの驚愕を呼び起こしたドイツ「Brunswick」に残された「ミヒャエル(マイケル)・ナウラ」のカルト・レアジャズ作品』とかで、
考えてみればドイツ産の「ジャズ」というのは、聴くのも紹介するのもコレが初めてながら、「録音」も素晴らしく、ジツにアッパレなヨーロピアン・ハード・バップ作...^^
■ Michael Naura Quintet / European Jazz Sounds (1963) (Re-issue:Atelier Sawano, Japan, AS052, 2006)
(1963) (Re-issue:Atelier Sawano, Japan, AS052, 2006)
01. Three Seconds
02. Night Flower
03. Dr. Jekyll
04. Down In The Village
05. Gruga Mood
06. Stratosphere
Personal : Michael Naura (p) / Peter Reinke (as) / Wolfgang Schluter (vib) / Wolfgang Luschert (b) / Joe Nay (ds)
ピアノの「Michael Naura」をリーダーとするも、フロントはアルトの「Peter Reinke」とヴァイブラフォンの「Wolfgang Schluter」。
特に「Wolfgang Schluter」のヴァイブは、「録音」が良いことも手伝ってか、全編に渡り澄みきった空気を与えているかの如く「美しい」の一言(^^)
哀愁味あふれるアルトに導かれ(後ろでヴァイブも鳴ってるけど)、ドラムのインの後に続くヴァイブのソロがグルーヴィかつ美しい(もちろん中盤以降のアルトとピアノのソロも良し)「01」からして、ノックアウト状態で(^^)こういったクールで洗練された雰囲気はヨーロッパならではという感じ...(^^)
続くバラッド・ナンバーの「02」でもアルトとヴァイブは絶好調で(^^)、高速のバップ・ナンバー「03」(ジャッキー・マクリーン作)は、いかにもクラブ受けしそうな1曲(^^)。
そしてもうひとつのクライマックスは、日本でも「Quasimode」がカバーしたことでも有名な「Tubby Hayes(タビー・ヘイズ)」の「04」で、ヘイズのおっさんには悪いけど(クチも悪いけど...笑)、個人的にはヴァイブの音がしっかりしててコッチのほうが好き(^^)
これまた美しいバラッド「05」、ハデさはないものの落ち着いた趣きのバップ・ナンバー「06」も文句なく、まさに捨て曲ナシよ(^^)
と、このように欧州はじめ世界にはまだまだスバラシイ作品があるんでしょうナ...♪
カネがいくらあっても足りんわい...(笑)
↓ このアルバムを紹介するブログたち
・ ジャズカバ日記
・ shlp blog
・ MOJO's Blog
・ ジャズCDの個人ページ
・ Sentimental Jazz Diary
・ Shower Me With Music
いつも有難うございます、ジャズカバです。
サイコーにカッコイイですね、アルトとヴァイブ!
ドイツはオーストリアのようにクラシックが強いせいか、学があるというか、クレバーというか、そんな印象です。たまに小難しいのもありますが。戦前は其れなりに盛んだったようですが、戦後は人材がかなり減ってしまっていたそうです。
実はあまりドイツものは持っていないんですが、1953~54年の「DAS IS JAZZ !」(DECCA盤)を聴くと戦後10年でこんなにも、、、とちょっと驚かされます。
すみません、ちょっと長くなりました、またどうぞ、宜しくお願いします。
ジツを言うとコレもジャズカバさんの記事を読んで聴いてみたものなんですヨ(^^)
そおかあ、ドイツとオーストリアは近いですもんね、それでこういった感じになるわけだ。
また良いものをイッパイ紹介してくださいね
では、またよろしくお願いいたします(^^)