うっちー@狸御殿

ただ過ぎに過ぐるもの…帆をかけたる舟。人の齢(よわひ)。春、夏、秋、冬。

韓国映画「戦火の中へ」

2011年07月26日 | エンターテイメント
なんとなく気になっていたが、映画館でまで見たいと思わずwついにDVDのレンタルで、見て見たよ。韓国映画「戦火の中へ」。丁度、家族は鹿児島へ行ってひとりやったし。

舞台は、1950年。朝鮮人民軍が軍事境界線を越えて進撃したことで始まった朝鮮戦争で韓国軍は首都・ソウルを陥落されるなど劣勢を強いられ、ついには朝鮮半島南端まで追い詰められてしまった。そこで韓国軍は全兵力を洛東江流域に集中させ反撃を試みることとなった(釜山橋頭堡の戦い)。しかしそのことで戦略上の拠点である浦項に駐留していた部隊も移動することとなってしまうため、部隊司令部を置いていた女学校の校舎の防衛には71名の学徒兵を動員することにした。中隊長となった少年・ジャンボム(T.O.P.)は同じく動員された不良グループとの衝突などもあったがなんとか71名をまとめ、そのことを手紙に綴って母に送っていた。

やがて朝鮮人民軍「766部隊」が南下。部隊長のパク大佐は「洛東江へ進撃せよ!」という上官の命令を無視し、「最終拠点である釜山への近道」であるという理由で浦項へのルートを選択してきた。「女学校には学徒兵しかいない」という情報を聞いたパクは学徒兵に降伏を要求するもジャンボムはこれを拒否。やがて766部隊は校舎に対して砲撃を開始した…。

以上Wikipediaより。

まず、日本人のワタシには朝鮮戦争なんてチンプンカンプンで御座います~(∀`*)ゞイヤァ

学校では、あんま詳しく習うことなんてないし、ネットでは右回転の方々の屈折した情報しかないしのぅ。右だの、左だのバカバカしい。

でも、学徒兵たちの戦いから何か得るものでもあるかな?と見たのだけど…最初から最後まで火薬と血の匂いがプンプンする映画やったな。

もうちょっと若さ故の輝きとか、どんなに突っ張って居ても親への恋しさとかノスタルジックに描かれていれば抒情的で物語に入りこめたのだろうが、なんとなく漠然とストーリーが進行して最後に残ったのは…虚しさのみ(。-`ω´-)

彼等が何のために死んでいかねばならんかったのか。。。身も蓋もない物語。

そもそも、71名ってのは最初の段階の人数で、本格的に人民軍とドンパチやらかすのは55名…いや54名か。無謀だ。

戦闘シーンは迫力満点やったけど、印象に残るシーンがない(;・∀・)

なんかね、内輪受けなエンターテイメントっぽいねんなぁ…それかT.O.P.やクォン・サンウのファンサービス作品って感じしかしぃひんの。

まぁ、今もなお終結していない長~い朝鮮戦争の、ほんのひとコマやから断片的なのは仕方ないとして、それならやっぱ、もっと学徒たちの心理描写を見てる側に投げかけてくれていたら共感しやすかったんちゃうのかな?

それに本編では学徒たち全滅やったけど、エンドロールで実際に生き残った爺様が出てますやん。

  ノンフィクションちゃうやんけ!うはは。

ボクが戦争を知っている世代やったら、もっと違う見方が出来たんかな?退屈はせんかったけど、印象の薄い映画やった。そもそも日本人向けでなく韓国の人たち向けの作品だもんね。

ところで、ジャンボムとガプチョ。最初は対立していたふたりが最後は力を合わせ生き延びようとする姿は美しかったな…((*゜∀゜):;*.

さて、あなたの友人は、あなたが抱いている夢や希望を膨らませてくれるか、萎ませるか、どちらだろうか?

真の友なら萎ませるなんてことは、ないやろな。

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