研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

最短経路問題における探索候補点集合 - その2。

2008-07-26 16:31:47 | Weblog
道路ネットワークグラフ(USA-road-d.XXX.gr)では、探索候補点集合内にある要素数はかなり少ない。

画像は USA-road-d.NY.gr において、点 ID 1 から点 ID 64346 までの P2P 最短路において、どのようにデータ構造内の要素数が変化したのか示したものだが、この2点はある程度離れているにもかかわらず、800 要素以下である。全米データであっても多くて 8000 程度と、少ない。

最大要素数は知っていたのだが、どのように増減するかは見たことがなかったので、参考のために調べてみることにした。Excel では大きなデータを扱えないので、10 探索刻みにデータ構造内の要素数を調べてみた。

要素数をうまく予測できるかということも考えもしたが、この様にしてみるとかなり難しいそうである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿