研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

最短経路問題におけるデータ構造。

2008-07-08 10:13:48 | Weblog
前処理なし最短経路問題に対するソルバーの研究は、データ構造の改善であるかのにように、かなりの数が発表されている(画像)。

点に依存し実行時間にばらつきの少ない「ヒープ系データ構造」か、最大枝長に依存してしまうが、許容内であれば高速に実行する「バケット系データ構造」の2種類をうまく組み合わせたデータ構造がそのほとんどである。

しかしながら、あまり実装については考慮されていないようで、まだまだやれることはあるといえる。

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