研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

枝長による実行時間の変化 その2。

2008-05-13 18:18:57 | Weblog
2レベルバケットの方に少々手を加えたので、再びデータを取った。前回の結果と比べ、枝長を長くした時における1レベルバケット法との差が大きくなった。

またグラフより、バケット系とヒープ系の実行時間が等しくなるのは、3(length * 2^3)付近である事がわかる。USA-road-d.NY.gr の点数および枝数はそれぞれ 264346 / 733846 であり、このときの最大枝長は 295568 であるため、最大枝長と点数が最も近づく値となっている。他のグラフで同様な結果が得られれば、この値でデータ構造を動的に切り替えるようにしてもよいだろう。

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