研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

データの持ち方による実行時間2。

2007-12-21 23:04:51 | Weblog
結果に2レベルバケットのものも含めたので、UP しておく。2レベルバケットは、C++ で書かれており、それが実行時間に影響が出てきているではないかと思う。C に書き直し、データを整理すれば改善されるだろう。

グラフを見るとわかるのだが、Intel 系と AMD 系で性能が異なり、Opteron では graph を格納する大きなデータ領域を配列にしてしまうとガクッと速度が落ちてしまう。メモリアクセスに強いはずの Opteron が落ちて、Xeon は そこまでではない。Xeon では、 Hardware Prefetch が働いているのだろうか。

急に話が変わるが、Office 2007 は、今までの GUI を使い慣れている方には使いづらいのだがとても奇麗なグラフが描ける。テンプレートも豊富だし、セルを変更するとグラフまで変更されるのは便利である。GUI さえ以前のものも選択できるようにすれば、よいのにと思ってしまう。