五輪、天皇制の不合理一考するきっかけにしては

今日のモーニングショーで、天皇がオリンピック開催に懸念を示しているという旨を宮内庁長官が発表したことで波紋を広げているというニュースを取り上げていた。

オリンピック開催の可否に踏み込んだ点で天皇は政治に関与しないという憲法の規定に反しているとして物議を醸しているが、そもそも国の象徴として自分の意見を言うだけで憲法違反となる身分が存在し、しかも特定の一人の人間がその身分にならなければならないという制度になっていることは、不条理で気の毒です。

モーニングショーでは、「民間企業に高度なデジタル技術のノウハウ（コロナ禍で必要を迫られたことも含め）があるにもかかわらず、オリンピックは相変わらずアナログだ」と言っていたけど、それを言うなら天皇制こそ（天皇は世襲制で、日本国民が当たり前に持っている自由もかなり制約されているという点で）時代錯誤だと私は思うよ。

今回の東京オリンピックは天皇制史上最後のオリンピックとなってほしい。その後に日本でオリンピック（冬季も含む）が開催される時には日本は共和制になっていて大統領が開会宣言をすることになってほしいものです。

現在、憲法改正への動きもあり、国民投票法の整備に向けての議論があります。憲法改正するなら天皇制を廃止する形での改憲が望ましい。

生前退位-天皇制廃止-共和制日本へ

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