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「横浜」の中国語読みについて

次回の「世界ふしぎ発見!」の舞台は横浜中華街。
次回の放送は4月16日と、まだまだ先ですね。改編の時期ということで、前回の放送から1か月以上の間隔がありますね。

さて、ちょっと訳ありの「横浜」の中国語での言い方について取り上げます。

「浜(ひん、はま)」の旧字体は「濱」。「濱」は日本の新字体では「浜」となったが、中国の簡体字では「滨」(ウ冠が付く)。中国語の読みは「bīn(ビン)」。
もともと「濱」とは別の漢字として「浜」があった。意味は「(舟着き場として使われる)小さな水路」で、読みは日本語で「ほう、ひょう」と読み、中国語で「bāng(バン)」。
中国語で「横滨」だと「Héngbīn(ホンビン)」、「横浜」だと「Héngbāng(ホンバン)」と読むことになるが、実際に中国語で「横浜」をどう呼んでいるかというと、もともとが「濱」だったので「横滨(Héngbīn)」と呼んでいる。「横浜(Héngbāng)」とは言わないらしい。
中国語で小さな水路を意味する「浜」は使用頻度が低いからね。日本語でも「浜」の字がこの意味で使われることはほとんどないし。

繁体字を使用する台湾、香港、マカオでは「横濱」と書く。「横」は日本の旧字体を含め本来の字体は「橫」だったが、今は繁体字圏でも「横」を使う。

横浜中華街に「横浜大飯店」という中華料理店があって、横浜大飯店はスーパーなどでの店頭販売向けの商品も出していて、パッケージのロゴは漢字の「横浜大飯店」の下に「HENG BIN DA FAN DIAN」というピンインも書かれている。

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