厨房の仕事、片付けと次の調理の下ごしらえを終えて、ようやく食事だ。
トシも厨房の隊員たちと共に昼食の残り物で遅い食事を取る。そこへ、コウジと鳩羽が声を掛けてきた。
「お前、ここで何やってんだ?」
そう言う鳩羽に
「え・・・、食事もらってます」
「ちょっと、人手が足らなかったので手伝ってもらったんです」
トシとテツが同時に答える。
「それは、悪かったね。いきなり押しかけてしまって」
すまなそうな鳩羽に
「いえ、そんな事ありませんよ。ただ、ちょっと元々いた担当が入院してしまったので・・・。人手が足らないって言うのは、そういう意味では・・・・」
あたふたと、慌てた口調で顔の前で手を振るテツ。
「そう言えば、入院したのってみんなここの担当か・・・・。確かに、人手が足りなくなるな」
そうかそうか・・・・・、と言った感じでコウジが頷いた。でもって、ちらり と、トシに視線を向ける。
「確か、今、避難地区だったよな、あそこは。しばらくは、ここにいる事になるんだろうし、なぁ・・・・・」
ちょっと、それ、わざとらしいんでは・・・。そう思うトシに
「どの道、準隊員では、それほど出撃令は出ないよな。本部壊滅前も呼び出し以外は、待機だったって言ってたよな・・・・」
さらに、追い討ちをかけるように鳩羽が迫る。
「部屋にも帰れないし、どうせ閑なんだろ。手伝ってやれば?」
やっぱり、そう来るか・・・。
こっそりため息を吐くトシの目の前で、“たのむっ”テツが手を合わせて頭を下げる。
う~、手伝いを買って出たのは、自分からだしなぁ・・・・。
「え~、でも、ずっとって言う訳では・・・・。やっぱり、部屋に帰りたいし・・・・」
ぼそぼそ 抵抗するトシに
「たっだら、避難令が解けるかここの担当が退院するまで手伝ってやれよ。それなら、いいだろう」
と言う鳩羽の台詞で決定となった。
コウジと鳩羽が着たのは、勿論、そんな世間話をする為ではない。が、この状態では、静かに話をしている状態ではない為、片づけが終ったら第3会議室来るようにと言い残して戻っていった。
トシも厨房の隊員たちと共に昼食の残り物で遅い食事を取る。そこへ、コウジと鳩羽が声を掛けてきた。
「お前、ここで何やってんだ?」
そう言う鳩羽に
「え・・・、食事もらってます」
「ちょっと、人手が足らなかったので手伝ってもらったんです」
トシとテツが同時に答える。
「それは、悪かったね。いきなり押しかけてしまって」
すまなそうな鳩羽に
「いえ、そんな事ありませんよ。ただ、ちょっと元々いた担当が入院してしまったので・・・。人手が足らないって言うのは、そういう意味では・・・・」
あたふたと、慌てた口調で顔の前で手を振るテツ。
「そう言えば、入院したのってみんなここの担当か・・・・。確かに、人手が足りなくなるな」
そうかそうか・・・・・、と言った感じでコウジが頷いた。でもって、ちらり と、トシに視線を向ける。
「確か、今、避難地区だったよな、あそこは。しばらくは、ここにいる事になるんだろうし、なぁ・・・・・」
ちょっと、それ、わざとらしいんでは・・・。そう思うトシに
「どの道、準隊員では、それほど出撃令は出ないよな。本部壊滅前も呼び出し以外は、待機だったって言ってたよな・・・・」
さらに、追い討ちをかけるように鳩羽が迫る。
「部屋にも帰れないし、どうせ閑なんだろ。手伝ってやれば?」
やっぱり、そう来るか・・・。
こっそりため息を吐くトシの目の前で、“たのむっ”テツが手を合わせて頭を下げる。
う~、手伝いを買って出たのは、自分からだしなぁ・・・・。
「え~、でも、ずっとって言う訳では・・・・。やっぱり、部屋に帰りたいし・・・・」
ぼそぼそ 抵抗するトシに
「たっだら、避難令が解けるかここの担当が退院するまで手伝ってやれよ。それなら、いいだろう」
と言う鳩羽の台詞で決定となった。
コウジと鳩羽が着たのは、勿論、そんな世間話をする為ではない。が、この状態では、静かに話をしている状態ではない為、片づけが終ったら第3会議室来るようにと言い残して戻っていった。