(CNN) 世界中のあらゆる記録を集めた「ギネス・ワールド・レコード」2010年版が17日に発表された。世界一背の高い少年から世界一爪の長い女性まで、4000種類の世界記録が収められている。
世界一背の高い10代少年に認定された米ワシントン州のブレンデン・アダムズ君(13)は身長約2メートル30センチ。幼稚園の時から既に先生よりも背が高かった。
爪の長さで世界一に認定されたのはユタ州のリー・レドモンドさん(68)。1979年以来、爪を切っておらず、記録を達成した時点で最も長い左手人差し指の爪は約91センチ、すべての爪の長さを合計すると8メートル53センチに達していた。ただし今年2月に自動車事故で爪が折れ、おかげで手がかなり自由に使えるようになったという。
インドのアンソニー・ビクターさんは、耳から伸びた毛の長さ約18.3センチで世界一になった。
ユニークな記録としては、重さ約2000キロのチーズケーキ(メキシコ市)、人気漫画のキャラクター「スマーフ」に扮して青いボディペインティングで集まった人数1253人(アイルランド)、鼻で膨らませた風船の最高記録308個、1時間に解いたルービックキューブの最高記録185個など。全身に1000個以上のピアスを付けた記録や、全身の皮膚の99%に刺青を入れた男性など、痛そうな記録もあった。
ギネス・ワールド・レコードは1955年から出版され、データベースには合計約4万種類の世界記録が収録されている。