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であいの家あうんの広場

障害者の課題をみんなで考え、語り合いませんか?!障害者の地域生活を前向きに進めるために情報交換しましょう!

「ひろし君の本」とクッキー

2008-01-14 14:08:59 | 話題の書籍
 1月9日(水)第三者委員のKさんが広報あうんの記事と、大分県の自閉症の青年ひろし君の本2冊と彼が作ったクッキーを寄贈してくれました。本はひろし君のお母さんが書いているものだそうで、もう5冊も刊行されたそうです。現在ひろしさんは40才で、自宅の店でケーキとクッキー作りに励んでいるそうです。通信販売もしているようです。頂いたクッキーをみんなで食してみましたが、食べやすい大きさと食感で美味しかったです。
 お母さんのひろしさんの生い立ちからずっと記録し続けて、5冊の本は本当に敬服します。それにひろしさんの笑顔といきいきした眼が印象的です。ご覧になりたい方はであいの家あうん事務室までご連絡下さい。

自閉症児のための絵で見る構造化

2005-12-19 12:30:03 | 話題の書籍
 著 者 佐々木 正美
 画   宮原  一郎
 発行元 学研
 定 価 1,900円+税
 
 TEACCHプログラムと構造化とは
 TEACCH
(Treatment and Education of Autistic and related
Communication handicapped Children) プログラムは、アメリカのノース カロライナ大学のショプラー教授らによって、1960年代半ばから始められ、 自閉症とその家族を支援するために研究、開発されたものである。
  1972年からノースカロライナ州の行政府より、全州でこのプログラムを展 開することが認められた。自閉症の人達は想像力を働かせることや視覚化できな いものをりかいすることが、大変に苦手である。そこでTEACCHプログラム の研究者たちは視覚的構造化、物理的構造化という手法という手法を考えだし  た。本書はその実践を図解したものである。

「発達障害かもしれない」

2005-12-19 11:34:29 | 話題の書籍
1.著 者  磯部 潮
2.発行所  光文社
3.定価700円+税
4.本文より
 「正直言って、Bは育てにくいこどもでした。小学校の時はいつも喧嘩ばかりし ていて、相手の親に謝ってばかりいました。それでBをしかるんですけど、Bは 必ず自分が正しいと言い張るんですね。なんて勝手なこどもだと親ながら思いま した。(中略)成績はまあ人並みなのに、親のいうことが全然理解できないこと が、私たちにとっても不思議でした。親でさえこうなのだから、友達とうまくや っていけないのは当然かなと、半ばあきらめに近い気持ちで当時は毎日を過ごし ていました」(アスペルガー症候群の男の子を持つ母親の話)

 見た目は普通の、ちょっと変わった子/わがまま/自分勝手/友達づきあいができないと言われるのはなぜ?
 高機能自閉症、アスペルガー症候群を知る、そして気づく