Plays Misty: Erroll Garner
Concert By The Sea: Erroll Garner
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/95/665bc6b6d1bc4085eca23409bacf5f25.jpg)
エロール・ガーナーの ミスティが聴きたくて、有名なConcert By The Sea を探しましたが、ミスティは演奏されていないので、Other Voices も一緒に入手しました。ところが、ストリングスをバックでのミスティなんで、楽器の数は多いのですが、ミスティとしては、何かが足りないと、感じていました。
その後、見つけ出したのが、タイトルがそのままのPlays Misty です。どうもジャケットの写真が、安易過ぎるようで、ダメモトで購入しました。
ところが、このミスティいいんです。こうなるとジャケットの写真が、よく見えるから不思議なもんです。
このPlays Misty 、例によって米盤ですので、誰が一緒で何時の録音か判りません。ネットでひきます。
Erroll Garner(p) , Wyatt Ruther(d) , Eugene "FATS" Smith(ds) Recorded:1954
だそうです。
"Plays Misty" Mercury(USA)SR-60662 Misty / Exactly Like You / You Are My Sunshine What Is This Thing Called Love / Frantenality Again / Where Or When / Love In Bloom Through Along And Sleepless Night That Old Feeling Erroll Garner (p) ..(b) ..(ds)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/10/e0833744d8ab9d56504635dcce68b70c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/3a/90bbf9f42655e960e0bbbd24c81cc120.jpg)
名盤の誉れ高いConcert By The Sea ですが、まさしく名盤です。タイトルと、ジャケットの岩にはじける波のイメージが先行して野外録音ではと?...マクロフォンの位置が少し遠い気がしますので、そのせいでしょう、ホール録音と思います。当時人気のあったパーカーなどのフレーズが気軽に飛び出します。受け狙いなのでしょう、あまり露骨で多めだと、嫌いになるのですが、コンサートですので、このくらいならOk!とします。まさにエンターティナー(芸能)です。
"Concert By The Sea" CBS(USA)CS-9821 I'll Remember April / Teach Me Tonight Mambo Carmel / Autumn Leaves It's All Right With Me / Red Top / April In Paris They Can't Take That Away From Me How Could You Do A Thing Like That To Me Where Or When / Erroll's Theme Erroll Garner (p) Eddie Calhoun (b) Denzil Best (ds) 1955/09
ウイズ・ストリングスというのは、この当時の流行ですかね。チャーリー・パーカーもクリフォード・ブラウンもやってます。なんかジャズの劣等感が、この組み合わせを実行するような気がします。付き合っているのが、白黒テレビ時代に日本でも名が知れたミッチ・ミラーの指揮で、クラシックの有力なシンフォニー・オーケストラです。
"Other Voices" CBS(USA)CS-9820 Misty / The Very Thought Of You It Might As Well Be Spring / Dreamy I Didn't Know What Time It Was / Moment's Delight On The Street Where You Live / Other Voices This Is Always / Solitaire Erroll Garner (p) Mitch Miller (cond) Cleveland Symphony Orch. 1957/05
投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/05/13 ものずき烏 記