ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

チェット・ベーカー:(’60年代と晩年)

2005-09-15 | 音楽 の 紹介

PLAYS AND SINGS / LET'S GET LOST: Chet Baker

"Plays And Sings" Jazz_Junction(USA)JJ-205
Soultrane / Walkin' / Tadd's Delight
Whatever Possess'd Me / Retsim B.
Gnid / Ann、 Wonderful One
Mating Call / Margerine, / Flight To Jordan
Chet Baker (flh,vo) Phil Urso (ts)
Hal Galper (p) Jymie Merritt (b) Charlie Rice (ds)
1964
 紛らわしいタイトルをつけたものですSings And Playsの順番が逆です。レコード会社が過去のヒット作にあやかろうという目論みが読み取れるタイトルです。ボーカルは控えめでトランペットの演奏が主体です。ボーカルは甘さが薄らいで、トランペット(フリューゲル・ホーン)は迫力を増しているので、チェット・ベーカーらしさも薄いようです。

"Let's Get Lost" Novus(USA)3054-1-N
Moon & Sand / Imagination / You're My Thrill
Every Time We Say Goodbye / Daydream
Zingaro / Blame It On My Youth
My One And Only Love / Almost Blue
Chet Baker (tp,vo) Frank Strazzeri (p)
John Leftwich (b) Ralph Penland (ds)
Nicola Stilo (g,fl) 1989
 同一タイトルのLDもあるのですが、スターの過去の華やかさと、没落、退廃、そして旅先での飛び降り自殺といったことが、「...夢のまた夢」と想わせるドキュメンタリー映画です。あまり深くは理解しませんでした。
わたしは、音楽を離れ、演奏家個人の私生活まで踏み込むのは、好きではありません。薬物中毒の退廃的な演奏家であっても、作り出す音楽で、ファンは満足なのです
’50年代の軽やかさと甘さは、渋さと しわがれ声に変っていました。ジャケットは、ワザとひび割れさせた写真を使用したのでしょう。チェットの顔の皺で人生を感じてしまいますので、このジャケットは、やり過ぎだと思う。


投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/09/15 ものずき烏
2005-06-30 マリガン/ベーカー:カーネギー・ホール
2005-09-13 チェット・ベーカー:(ボーカルなしのチェット・ベーカー)
2005-09-14 チェット・ベーカー:(’50年代)

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