ミニチュア写真館 夏の涼色・屋形船

みなさーん！きょうも一日おつかれさまでした。

先日の記事にも書きましたが
このところ雑誌や広告などでよく目にする“ミニチュアのように見える写真”。
じつは、
“ティルトとシフト”の2つの機能を備えたカメラレンズを使うことによって
実際の風景をミニチュアやジオラマのように見せています。

この“ティルト＆シフトレンズ”！
もともとは、建築写真に使われていたもので
・シフトを使って建物を真っ直ぐに撮ったり
・ティルトで被写界深度をコントロール(ピント合わせの調整を)したり
と
建築関係者たちが趣味で使っていたものなんですね。
それが
いつしかミニチュア写真を撮るレンズとして注目されるようになって・・・。

最近では、(“ティルト＆シフトレンズ”を使わずに)
フォトレタッチ(画像編集)ソフトだけで
リアルな“ミニチュアの世界”をつくる人たちも増えてきました。
むしろその方がキレイなミニチュア写真を作れるような気もします。
興味がある方は、フォトショップやGimpというフリーソフトがお薦めです。

そのうちもっと手軽に！
もしかしたらデジカメにも“ミニチュアモード”機能が付いたりして

写真は、きょうの
隅田川と合流する神田川に架かる二番目の橋“あさくさ橋”からながめた光景です。
神田川の両側には出番を待つたくさんの屋形船が・・・。
そして
心地よい風が吹き始める(午後7時)ころからぞくぞくと隅田川へ出船して行きましたよ。

そんな
屋形船と船宿が並ぶ“柳橋ならではの光景”をミニチュアっぽく撮ってみました。
どうですかぁ～?ミニチュアっぽく見えますかぁ～?
見えないときはご勘弁を・・・(笑)

わたしにとっていつまでも残しておきたい“下町の夏の涼色・屋形船”です。
「たまには屋形船にも乗りてぇ～。」