昨日、ひさしぶりに映画館で映画を観ました。
『自虐の詩』です。
以前友人に原作本を借りて読んだことがありました。
徹底的な『貧乏』と『不幸』の中に起こる小さな『幸せ』
絵のタッチの関係もありかなりシュールな作品でした。
これを実写でどこまで表現できるのか?
非常に興味もあったので観てみました。
感想としては“観れた”って感じです。
原作を知らない人でも大丈夫な作りでしょう、
ただし、原作を知っている方からすると若干物足りなさも・・・。
主演の二人(阿部寛・中谷美紀)、頑張ってましたが、
やはり原作のキャラを作るのは至難のようです。
話的にも『感動させたい』って要素が強く感じられすぎて、
原作よりもキレイな話になっていたような・・・。
それでも要所要所で原作の雰囲気をうまく表現していたりと、
観て損はなかったです。
ただし時代設定には閉口でした。
今(平成)に当てはめたのは無理があったなぁ。