勇魚の部屋

ジョニーデップ氏と彼の分身であるジャックスパロウ船長が大好きです。その他の方々も、もちろんです♪

パルナッソス博士って誰!?

2008年03月16日 | JOHNNYさん
             

 
   The Imaginarium of Doctor Parnassus - Official Site

要するに、このパルナッソス等と大仰な名前を名乗る、
悪魔と取引して1000年も生きている博士が、
恋する娘のためにその寿命を削って
若い恋人達を助ける、というはなしかなあ??
主人公が八面六臂の大活劇をしでかすうちの
変化のひとつがJOHNNYさんということでしょうか?

The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009)


元はダンテの『神曲』だということですが、
『パルナッソス博士の空想物語』と言う戯曲があるということで、
成程舞台仕立ての画像はそれを踏まえているのでしょうか?
西欧では知られた話なのでしょうか??
元本が読みたいかも…

ドビッシーのピアノ曲集第一番に「グラドゥス アド パルナッスム博士」という曲があります。
でも聞いた記憶がない!(笑)

「子供の領分」より「グラドゥス アド パルナッスム博士」
↑こちらで視聴できます。
解説によると《パルナッソスへの階段、博士》という訳がつけられています。
ここはやはり、Doctor Parnassusという人物がいたと考える方が自然だわ

ギリアム監督の映像は嫌いではないですが
気持ちはパルナッソス山の方に飛んでいってしまいます。

パルナッソス山の麓にはデルフォイの町があってアポロンが祭られています。
ミューズ(ムーサ)達が大勢住んでいます。
神話の中でです!!
パルナッソスと言えば詩歌や音楽が満ち溢れた聖地のイメージです。
パリの『モンパルナス』もここにちなんだ名前です。
Doctor Parnassusというのは英知に秀でた者という寓意でしょうか
自分から名乗ったとしたら胡散臭いなあ


      ポンペオ・バトーニ/アポロと音楽、詩歌  


          
   カーザル・ファン・エーフェルディンヘン/ペガサスと四人のムーサ
           カメラータ・ムジカーレ ギャラリー

ミューズ達の後ろにいるのはペガサスですね。
不死の天馬…
同じ馬でもダリさんの手にかかると↓こうなる(苦笑)
この馬もこの世にあらざる所から来たものではありますが…

   
               聖アントワーヌの誘惑

私事ですが、私は抽象画が苦手です。
特にダリさんのように繰り返し同じモチーフを繰り返されると
ちょっと困ってしまいます。
連想が短調のループになって抜けられません。
解説を読んだりすると尚更いけません。
観ていて楽しくなる抽象画というのを余り知りませんけど(笑)

サルバドール・ダリの世界

日差しが強い分影も濃いのかな?、あんまり覗くと呑まれそう…
でも映画が形になるまでには一通り観ます。
ライバルはアル・パチーノさんとピーター・オトゥールさんだそうですから
居住まい正してお待ちしなくては(笑)

     
                The Impossible Dream

こんな作品も見つけました。タイトルが効いてますね!
スペインの暗い情熱…


         オールポスターズのサルバドール ダリ ポスター
博物館を検索するより手軽に鑑賞できる有難いサイト様です。

今なら20%OFF…あらまあどうしましょ!って何で(笑)