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勇魚の部屋

ジョニーデップ氏と彼の分身であるジャックスパロウ船長が大好きです。その他の方々も、もちろんです♪

原爆の日

2008年08月08日 | 長崎ネタ



明日は8月9日です。
原爆の日
今年は書くだけの馬力が無いなあと思っていましたが、
リアル勇魚が学校の式典で〈長崎では9日は登校日なんです。)
代表で『標語』を読むと担任の先生から連絡を受けて

どんな事を書いたのかも、恥ずかしがって教えてくれませんけど
彼女なりに考えている事があるのだろうと思い
ちょっとだけ書こうかなあ~ということで…

長崎原爆資料館 でジョーオダネルさんの写真展が開かれています。

原爆投下直後の写真46枚 長崎市に寄贈 
故ジョー・オダネルさんの息子 - 毎日jp(毎日新聞)


昨夜NHKで放送されていたのでご覧になった方もあると思います。

実は私は小学校2年生の時に長崎原爆資料館 を見学に行って、
そこで『無脳児』の写真を見て以来
今はとっても立派な建物になって
仕事でしょちゅう脇を通るけれども
入る事がどうしても出来ません。

中学の時も、高校の時も外で待ってた…

丸々とした裸の赤ちゃんがチョコン座っているのだけれど
頭がね
顔はあるけれど
そのうえはきゅっとすぼまっている…

三角のオムスビみたいなんです。

『脳みそ』が無いのだ、という事に気がつくまで
しばらくかかった記憶があります。

今も展示してあるのかなあ??

母が私を妊娠した時
こういう子供が生まれてきたらどうしようと
とても怖かったそうです。

その恐怖は私にも遺伝していて
妊娠がわかった時は、夢に出てきました

孫ができたら
その時もまた夢にでてくるかしら??

無脳症…胎児の中枢神経系疾患の一つ。
先天的な頭頚部畸形の一つで、殆どの脳組織が欠如する症状。
神経管欠損の中では最も多い。
言うまでもなく致死性である。

体は赤ん坊らしく成長しているにも関わらず、
頭部は殆ど形成されない。

通信用語の基礎知識より引用しました。

先日は『入市被爆者』の方達の事が放映されていました。
原爆投下の1ヶ月後に長崎に来たオダネルさんも
明らかに『原爆症』で苦しまれました。

被爆者は老化が早い、とDrに言われたことがあります。
癌の発生率も高いです。
たとえ被爆者がすべて死んでしまう時が来ても

放射能の恐怖は
通奏低音のように低く流れ続けていく気持ちがしますね。




Japan 1945: A U.s. Marine's Photographs from Ground Zero




トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録


出津の人

2008年06月02日 | 長崎ネタ






ほほ笑みの十字架

上の画像は『中町教会』にある十字架です。




ザビエルが生まれた城にある『微笑みの十字架』
世界でただ1つのレプリカだそうです。

なんで笑っているのかな??

『外海』(そとめ)の出津(しつ)出身の女性のお宅に援助に行きました。
TVでは『カンヌ映画祭』の様子が放映されていました。
『カンヌ行ってみたいですね~』と私
『ふらんすはいたことあるばい』と彼女
更に続けて


『ふらんすもすぺいんもろーまも
ばちいかんもいえるされむもみないたばい』

とさらりと仰る…

『は?』


『はつかばかしかかってみなでいたばい、
しすたーにつれていてもろうたたい』



それてもしかして
聖地巡礼したってことですか???



すご~~い

外海地区は元は隠れキリシタンの里
彼女の実家も婚家も400年来の信者さんと言う事になります。

出津といえばどろさまの事を書かねばなあ

どろさまとは本名をマルク・マリー・ド・ロ神父と言い、
慶応4年にベルナール・プティジャン神父と共に
長崎に来られたフランスの人です。

プティジャン神父は大浦天主堂での『信徒発見』に立ち会った人です。

ド・ロ神父は現長崎県長崎市西出津町
(にししつまち、旧 長崎県西彼杵郡外海町)において、
布教活動や貧困に苦しむ人達のための社会福祉活動に尽力した
パリ外国宣教会所属のフランス人司祭である。(Wikipedia)



旅する長崎学 5 キリシタン文化 5 [本]

↑この画像の下の方
(上の女性は、エリザベス・ラッセルElizabeth Russell女史 活水学院の創始者)
外海には多くの信徒さんがすんでいます。
入り組んだ津々浦々に教会があるような処
今でこそ遠藤周作記念館が建ち、出津文化村となっていますが
、以前は寒村でした。
当時はさぞかし…と思われます。

250年間信仰を密かに守り続けた人たちも
私財を投げ打って村の為に尽くした神父様も
奇跡のような出来事ですが

ザビエルさんもどろさまも貴族階級の人なんですね。
信仰があるから出来る事、と言ってしまえばそれまでなんだけど
西欧の(アメリカ含む)上流階級の人たちの気持ちの中に
ステイタスのあるものは『慈善を行なう義務がある』という
気分があるのかなあ

生活に追われてたり、精神的に余裕がなかったりしていては
他人を思いやる事はなかなか出来ませんです。

ド・ロ神父は、女子救助院を設け、
パンやマカロニの製造を指導しましたが、
其の時に作られたものを昭和57年にシスター(修道女)達が復元したものが
どろさまそうめんといって今や外海の特産品です。
もとはスパゲッティー??おいしいです♪




『世界遺産』登録に向けて頑張っています。


黒崎教会
遠藤周作の『沈黙』のモデルになった教会
マリア様がお出迎え
出津教会
白壁と瓦屋根の綺麗な教会こちらはイエス様がお出迎え♪
あじこじ九州さんの紹介記事がとても綺麗です。→出津教会



その他の教会は
↓↓
長崎の教会

先日の記事で紹介した長崎文芸社の雑誌です。
長崎ネタオンリー♪


旅する長崎学 1
キリシタン文化1

旅する長崎学2
キリシタン文化2

旅する長崎学3
キリシタン文化3

旅する長崎学4
キリシタン文化4

旅する長崎学 5冊セット [本]

ご当地検定

2008年06月01日 | 長崎ネタ




卓袱料理


『歌舞伎検定』の話が出たついでに
長崎にもございます。
長崎通のススメ。 長崎歴史文化観光検定(長崎検定)
長崎商工会議所がやっています。
長崎さるく博を契機に始まったとあります。
なるほど~

『さるく』とは『歩く』と言う意味です。
今も継続中で現市長さんはこの企画の立案に携わったとか
時々自分もガイドに立たれたりしております。







此方が現在のHP

↑↑
HPには各コースの案内が載っています。
コースマップがダウンロードできます。
最近のイベントの中では出色だと思いますね。

  長崎遊さるく  長崎通さるく
  長崎学さるく

オーダーのさるくと言うのがありますね!!コレは初耳です!
車椅子利用さるくの案内もありました。

コレならうちのおじいちゃんも参加できるじゃん♪
今度市役所に行ってパンフレット貰ってこよっと

すみません。
話がそれました。『検定』の続きです




オレンジ色の方をざっと読んだ事はあるけれど・・・
かなりな『カルトクイズ』(笑)もある。

検定に合格しても一円も入る訳ではないけれど
知るは楽しみと申します。

商工会議所で入手できる とありますね。
以前出版元の『長崎文芸社』で検索したけれど
出ていなかったのです。


ご当地検定 は各地で行なわれております。
自分の住んでいる町の意外な面が解って面白いかも?

『歌舞伎検定』
長崎歴史文化観光検定(長崎検定)
長崎さるく博
 長崎遊さるく 
 長崎通さるく 
 長崎学さるく 
オーダーのさるく
『長崎文芸社』