DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

再開!…忘れた頃に…そして、たぶんまた存在を忘れる…

映画「WALL・E/ウォーリー」

2008年12月14日 | 映画感想

             

監督 アンドリュー・スタントン 
2008年作品    アメリカ

映画「WALL・E/ウォーリー」を観ました。

出来が素晴らしすぎる映画。
客観的に評価するなら100点じゃないですか、これ。
なんて隙がない映画だ。
おかげでツッコミした感想が書けなくて困ってるんですけど(←そんなツッコミ優先な映画鑑賞姿勢やめろよ)

予告で想像してた以上にウォーリーが可愛かったです。
かわいさ度満点満足。
見てる間、なぜか私の同居猫ミトを思い出しまして(ジンはちょっと違う)、私と同じようにウォーリーを見てると自分のペットを思い出す人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、序盤の地球で一人生活してるウォーリーの描写は見事だったなあ。

予告で想像してた以上にちゃんとした恋愛映画でした。
お互いの気持ちが寄り添っていく恋愛描写も丁寧です。
先日見た「未来予想図」の、「ドリカムの歌を映画化したんだから、この二人は愛し合うんだよ!」という乱暴な描写とは偉い差です。
しかも、その恋愛が人類を救っちゃうんですよ。
その恋愛が地球を壊滅状態にした「ポニョ」とはえらい違いです。
ただ、2作で描かれる恋愛は小動物みたいなマシンや幼稚園児だからいいけど、高校生以上だったら、ほとんどストーカーですから。20歳以上でこのシナリオやったら映画がサイコ・サスペンスになりますから。

ピクサー作品ですから、例によって色々な映画がモチーフにされてました。映画「2001年宇宙の旅」の扱いには爆笑でしたよ。
その他。見ながら「アレ?なんだっけ、これ?」と思いながら思い出せなかった映画を帰宅してから調べてみた…ら、この作品は70年代デストピアSFが思ってたより入ったことが判明。
その辺を言いだすときりがないので、ここはその存在を知ってたけど今後も見ないであろう(ん?)2本を。

「ハロー・ドリー!」
この映画ですごく重要な要素になる146分の大作ミュージカル映画。
ミュージカルのダンスの神様ジーン・ケリー監督作だが、「WALL・E/ウォーリー」とは反対で、かなり面白くない映画だとか。見なくてよかった。

「THX1138」
ジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ」を作る前に作ったSF映画。えーと、これは「見てない」じゃなくて「見ようとしたけど面白くないから見るのやめてしまった」映画。最近、知ったんですけどルーカスの映画はこの作品だろうが「スター・ウォーズ」シリーズだろうが全部自伝要素が入った映画なんだそうです。そーかルーカス、一回離婚したけどアナキンとパドメの描写は(以下略)

あと、ピーター・ガブリエルの曲を流しながらの「絵が進化する」エンディングが見事です。
あれは雄大なくせに少しオシャレな気がします。

               
                恋愛は、真剣なお付き合いになる前が一番楽しい。

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