ウィズコロナ生活を楽しむ

新型コロナと共存しなければならない時代ですが、すでに田舎に移住して在宅勤務を開始。そんな生活をご紹介。

中国が温室効果ガス排出ゼロを表明

2020年09月27日 10時36分57秒 | 田舎暮らし
今朝の朝日新聞一面トップの見出しが気になりました。
2060年までに、地球温暖化の最大の原因とされている、温室効果ガスの排出をゼロにすると表明。



気になる、というのはどちらかといえばこれまで中国は二酸化炭素排出に関して、良いことではないにしても、今まで先進国が出すだけ出して、今更削減といわれても、と反対の立場ではなかったか?
これは記憶違い?

パリ協定を脱退したトランプ大統領に対する、一種のデモンストレーションのような気もする。
11月には大統領選があるためです。

中国の上記の表明に対して、イギリスのジョンソン首相などは称賛しているとも。
環境問題に厳しい、ヨーロッパを味方につければ、中国も心強い。
アメリカと肩を並べる技術力をもってすれば、その気になれば劇的に気候環境を変えることのできる技術革新なども生まれるかもしれません。
その技術を盾にして、アメリカに代わって世界のリーダーシップを取れるかもしれない。

しかし、どちらかといえば反対ともいえる立場だったのに、なんでこんなに急に180度ターンができるのかと理解に苦しむ。
確かに今年は中国内陸部の大雨や、台風がもたらした雨で威信をかけて建設した三峡ダムの崩壊が懸念されました。
大都市では相変わらず、スモッグがすごいというし。

だけども、事故を起こした新幹線を原因究明もせずにその場で埋めてしまったり、世界から批判が相次ぐとまた掘り返したり、というのを我々は知っています。

その一方で民間レベルでは、中国製品の品質やサービスの向上が目覚ましいことを感じ始めています。
今までは中国製品というと・・・
「すぐ壊れた」「中華製だからね」「まあ、安いのが取りえだし」「騙さるかもと思って買ったけど、やっぱり騙された」などかなり批判が相次いでいました。

私もアマゾンを通じて色々買い物をします。
ホームセンターには売ってなくて、こんな商品があると便利なんだけど、とアマゾンを検索すると、あります。
しかも安い。
なんでこんなに安いの?という商品もたくさんあります。

確かに数年前までは、上記の批判のように感じた商品もたくさんあったし、私自身も批判的な商品コメントを送ったこともあります。
が、最近は少し事情が違ってきています。
商品自体も信頼性が出てきたし、何か不具合があっても対応が神対応というくらいに早い。
勿論、全部が全部じゃないと思いますが、「全体的な質の向上」というのは確かに感じます。

だからまだ記憶に新しい「新幹線事件」だけど、もしかしたら急激に中国国内が変化しているようにも感じます。


そんなわけで、単に目障りなトランプ氏の再選を阻むだけの表明にならないことを願っています。
それと「わからない国」という部分の払拭というのも必要ですね。

かつて王朝時代の中国は、日本にとって師匠であり、様々な文化や技術の恩恵をもたらしてくれました。
第二次大戦後は中国に置き去りにされた日本人の孤児たちを、親代わりになって面倒を見てくれた人もいました。
つまり、仇を恩で報いる国民性が根本にあるんだろうと思います。

二酸化炭素排出量1位の中国に続いて、2位のアメリカが続き、さらに3位のインドが加われば、全排出量の約半分になります。
そうすれば「超大型で猛烈な台風」が我々の首都圏を襲うリスクもかなり少なくなると思います。


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