ウィズコロナ生活を楽しむ

新型コロナと共存しなければならない時代ですが、すでに田舎に移住して在宅勤務を開始。そんな生活をご紹介。

鉄道模型 通電が悪くなった車両を復活させる方法

2020年10月29日 18時52分04秒 | 鉄道模型
千葉に移住するまではNゲージの車両はC61蒸気機関車だけでした。
これは走行させるのではなく、飾って見るだけの観賞用として新品で購入しました。
後にも先にも新品購入したのはこれ1両で、あとは全部中古車両です。

昨日もご紹介したE255型が最初で、固定レイアウトが進捗するにつれ少しずつ買い集めました。
購入先のメインはメルカリ。
タイムリーなサイトでした。
それまではヤフオクを使っていましたが、メルカリは堂々と値引きのお願いができます。

狙いを定めている車両が長い間売れ残っている場合など、すぐに値引き交渉に応じてくれます。
さすがに人気車両はすぐに売れてしまいますが、どちらかというとそういった人気車両はあまり興味がないので、狙った車両を買うことができます。

選ぶ時のポイントは「走行音(モーター音、ギア音)が大きい」とか「通電するとグッと動きそうだけど動かない」というのを探しています。
そういった車両はもともと安く、その理由から売れ残ることが多く、値引きに応じてくれる可能性が高いのです。

何でそんな車両を買うのかというと、ネットで拾ったメンテナンス方法を実行しているからです。
危険も伴うし、必ずしも成功するとは限らないので、お勧めはしませんが、もし行う場合は例によって自己責任でお願いします。



準備するのはこれ。
無水エタノールと眼鏡などを掃除する超音波洗浄器です。



そして動力車両を分解します。
TOMIX、KATO、Microaceなどありますが、動力の伝え方や集電方法など、各社仕組みが違います。
でも同じメーカーなら結構共通した仕組みになっていることが多いので、一度分解すれば次の車両も割と簡単に分解・組み立てができます。
でも、最初はドキドキでした。
組み立ての際に判らなくならないように、分解する一工程ごとに写真を撮っておきました。




また、年々厳しくなる目(老眼)には勝てず、組み立てる際にはこんな拡大鏡を使用しました。
その時の目の状態に合わせ度数を変えられ、しかもLED照明も灯きます。
こんな便利なものが最近は格安で販売されている事に、改めて驚きます。




こちらが、細分化したパーツです。
さすがにモーターは分解しませんが、一緒に洗浄します。
集電する際のスプリングが結構曲がっていることが多いのに気が付きます。
車輪からは「滑り止めゴム」を外し、再組立て後あらかじめ購入しておいた新品ゴムに替えます。
集電スプリングも新品を準備しておくとよいかもしれません。



分解したパーツを小さな容器に移し、無水エタノールを入れます。
小さな容器は”プリン”の容器を使っています。
洗浄機本体には水を入れます。
1回目の洗浄で結構汚れが落ちてきますので、これを複数回行います。
アルコールなのですぐに揮発しますので、すぐに組み立ててもいいのですが、私はこの状態でしばらく放置します。





最終的にはこのくらい汚れが落ちます。
汚れだけではなく「大事な油分」もそぎ落とされますので、組み立てながら専用のギアオイルなどを入念に適宜塗布します。




今まで10車両以上この作業をしましたが、やはり復活しないものもありました。
しかしもともと動いていた車両は微弱な電圧でも動き出し、スロー運転なども可能になります。

先ほども書きましたが、エタノールが重要なパーツを溶かす可能性もあるし、火の近くなどでは引火の危険もあります。
また、すべての車両が復活するわけでありません。
一つの方法として私が試したのを記事にしていますが、もし実行する場合で何か不都合が発生しても責任はとれませんので、ご承知おきいただきたいと思います。



To be continued...


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。