昨日今日もご来店いただき、ありがとうございました。
明日以降もご予約・ご来店をお待ちしています。
5連休最終日はとても残念なお天気でした。
釉薬はすすき灰をかけました。
自由に旅をすることが叶わない今ですが、いつかまた京都を訪ね、初恋のうつわに出逢った大原のあのお店を探してみたいと思っています。
それでも国道を走る車の量は思ったより多かった。
お天気が良かった昨日は渋滞が発生した時間帯もありました。
望来の桜は昨日あたりからようやく開花が始まったようで、満開を迎えるのは9日ころからとのことです。
今週末から1週間くらいはお天気のいい日は渋滞が予想されますので、こちら方面へお越しの際は時間に余裕を持ってお出かけくださいね。
連休中はたくさんの方から「桜灰の釉薬、どうなりましたか?」というご質問をいただきました。
1回目のお試し焼きでは、
「あ~、やっぱりこの色になるのですね。」と、予想通りの結果になりました。
焼き上がったサンプルを見て、更に試してみたいことがみつかりましたので、次回もまたフイルムケースに活躍してもらおうと思います。
・・・楽しいな。
初めて作家もののうつわを買ったのは16才の時でした。
秋の京都・大原で、三千院と寂光院を観たあと、お昼ごはんに小さなお店できつねうどんをいただきました。
その時、出されたお茶の湯のみ茶わんに一目惚れしてしまいました。
ふっくらとてのひらに収まる小さな壺のようなかたちをしていて、外側が焼き締めで全体に櫛目が入っていて、内側には白みがかった透明の釉薬がかかっていました。
それまでの私は白地にいちごの模様のかわいいカップやお皿が大好きだったのに・・笑。
ちょうどそのお店で同じ湯のみ茶わんが販売されていたので買って帰りました。
それから手作りのうつわが気になるようになり、好きになり・・・でも、うつわは見て楽しんで買うもので、自分で作ってみたいとは1ミリも思っていませんでした。
それが、長い年月を経て、いつの間にかこんなことに~笑。
壺の口のように折り返された茶わんの縁は、かたちはすてきだったけれど、今になってみると少し飲みにくかったように思いますし、粘土はもう少し茶色が濃い細目のもので櫛目もしっかりくっきりついていましたが、
私なりに使い勝手を考えてながらアレンジして、こんなふうに再現してみました。
釉薬はすすき灰をかけました。
そう、確かこんな色でした。
自由に旅をすることが叶わない今ですが、いつかまた京都を訪ね、初恋のうつわに出逢った大原のあのお店を探してみたいと思っています。