オレンジ屋根のピエール

読書好きの覚書。(過去の日記は老後の楽しみ♪)

いよいよ

2004-09-29 18:55:00 | インポート
まめぞうの運動会があった日の夕方、少々疲れ気味の私たち家族でしたが、来春引越し予定の家の建設をお願いすることになったハウスメーカーの本社へと向かいました。

この日は工事現場を担当してくださる大工さん、建具屋さん、電気工事屋さん、内装屋さん、瓦屋さん、そしてメーカーの担当責任者の方たちとの顔合わせの日でした。約束の時間になると営業の方に案内されエレベーターで3階の会議室へと向かいます。

エレベーターのドアが開くと、真正面の部屋の入り口にすでにスタンバイしていた担当者の皆さんがそろいの法被で一列に並ばれ、拍手で迎えられてしまいました。ハズカシ~!

四角く囲むように配置された会議用テーブルの上座席に案内されました。メーカーの責任者から選んでもらった御礼を言われ、司会の人がこの会、いわゆる「着工式」をはじめることを告げました。

私たちがこれまで設計士さんやデザイナーの方と打ち合わせしてきた経緯やコンセプトを営業の方から発表、そしてこれから実際に形にしてもらうことになる大工さんたちの自己紹介、設計士・デザイナーの言葉、それから主人から一言となりました。

主人が一言何か言うことは事前の打ち合わせでわかっていたことなので、いろいろ本人も考えていたようでしたが、責任者の方がいきなり「では、奥様からも一言いただきたいと思いますが。」などといわれ、もう大慌て。聞いてないよお~*(びっくり2)**(青ざめ)*

ただでさえ初めて顔をあわせるおじさんたちに囲まれてタジタジなのに、何か言えなんてそりゃないわよ。頭が真っ白になりながら適当に言いましたが、ハズカシイ~!の二乗ですよ。

それから担当者のみなさん全員で「誓いの言葉」とやらを合掌され、なんだかいよいよ工事が始まるんだ・・・という思いと、やたらと礼儀に厳しいこのメーカーの社長が考えたんだろうこの「着工式」に、ひとつの節目を大事にされてる会社で信頼できそうと感じました。

「まめだまめすけの事件簿~疑われた土地勘その2」

2004-09-27 13:18:00 | インポート
隣町らしい田舎道をひたすら走る。もう時計は8時40分になろうとしている。「あ~・・・もうすぐ開場時刻だ。今頃本当は着いてていい頃よね。」とグサリと夫人から刺される。「あ!ちょっとナビより手前に曲がってるわよ。この車!*(驚き)*」「あ、しまった。*(青ざめ)*」もう完璧にまずい状態のまめすけ。」すると、畑のど真ん中の十字路についた。左側と直進は見るからに道路の幅が細くなっていて、右へ行く道路は広い。すかさず夫人が「右だと思うな。」冷ややかに言う。

「よし、右だな。」立場のないまめすけはもう素直に聞くしかない。標識が目前に現れた。見れば目的の町の北部に位置する次の町に来てしまっている。なんということだ。「おっかしいな・・・。もう1回ナビで。」設定をしなおして、さっきの別の施設へと再び向かった。まめすけはみんなの冷たい視線のために、自然とスピードをあげるしかない。やっと本来の町の名前がそこかしこに出てきた。じっとりと冷や汗をかくまめすけの、ハンドルを握る手にも力が入る。

「うちのおじいさんも、よくやるよね。こっちが早道、と言っては全然違う道にでてしまって、あれ?どこだ?とか言ってるもん。」おばあちゃんが呆れながら話し始めた。聞きながら夫人は、「どうもまめすけのこの体質は父親ゆずりらしい・・・。*(ジロ)*」と似なくていい遺伝になかばあきらめかけていた。時刻はすでに9時5分。「ねえ、お父さん。まめぞうは間に合うの?」とまめおが後部座席からナビをのぞきながら言った。「大丈夫さ。」な~にが大丈夫なんだか!と怒りモードがおさまらない夫人。「なんでいつもの、当たり前の道を行かなかったのよ!?*(激怒)*運動会係じゃなくてよかったよ。係だったら開場時刻の8時45分には着いてないといけないもん。」まめすけはへへ・・・と愛想笑い。

そしてやっと目的地の体育館の屋根が見えてきて、まめすけはほっと胸をなでおろした。どうにかこうにか、ぎりぎり集合時間には間に合った。しかし保護者席を見ると、すでに席は早く来た人たちで確保済みになっていてクラス席にはもう座れる所はなかった。「ほ~ら、いわんこっちゃない*(びっくり2)*」と怒りが治まるはずのない夫人の容赦ない言葉。まめすけの心はもう、刺さる場所がないくらいに鋭いナイフが刺さっていた。「ごめんね・・・。*(すっぱい)*」とすっかり元気がない。

なんとかクラス席ではないけど、その他の見物人の席が空いていたのでそこに落ち着く。まめぞうのかけっこは期待通りのビリだったし、他の演技も言うことなし。滞りなく運動会は終わり帰路へと向かうことに。会場を出ると、また来た道へ向かうまめすけに再び、治まっていた疑惑の目が夫人から向けられた。「もう覚えたから。」おいおい、本当に大丈夫なのか?

「は~い。奥さんご主人におまかせあれ。」突然、聞き覚えのある声がした。後部座席に座る男、流行おくれのスーツにどう見ても短そうな足。そう!彼は以前まめすけ一家に降りかかった難事件を解決してくれた、あのまめすけ刑事であった。「いったいいつからそこにいたんですか?いきなり現れないで下さい!ゴロンボ刑事。」と夫人。「ははは。相変わらず古いですな、奥さん。年はごまかせませんね。私はまめすけ刑事です。いいかげん覚えておいてくださいね。」

「で、ゴロンボ・・・いえ、まめすけ刑事さんは何をいいたいのですか?」夫人がムッとしながらも、刑事が現れた理由が知りたかった。「はい。そういってるうちに問題の場所へさしかかろうとしてますよ。前を見て。」ゴロン・・・いや、まめすけ刑事の指さす前方を見た。うん、確かに見覚えがある・・・。そうだ、来る途中道に迷ってでた十字路だ。今自分たちは朝来た道の反対側から見ているのだ。夫人が細い幅の道路だと思った道からだ。と言うことは、朝の状況を思い起こしてみると、今向かって右側も進むことを避けた細い道で、左の広い道へと進路を向けたのだった。

「帰り道でわかると思いますが、実は朝あなた方が避けた細い道、向こうから来たら左と直進が本当は正しい道、目的地に早くつける道だったんです。この時奥さんが、右だと思うと言った道が実は間違いだった、ということなんですよ。」

なに?ということは、私が「右」と言わなければもっと早く着いていたということなの?私のせい?そういうことなの??*(驚き)*「いやいや、奥さんを責めているわけではないんですよ。ご主人はそんなこと言える立場でない、ということはわかっていらっしゃいますから。代わりにと言ってはなんですが、私が遅れた理由はご主人の責任だけではないということをすこ~しばかり、証明してさしあげたくてですね。」

「そうだったんですか。私も来る途中で道をはずしてしまってからは、もう全く主人を信用してなくて。私の方がどちらかというと方向感覚がないのにもかかわらず、でしゃばってしまって。よけいに遅れさせたんですね。それを一人でプンプン怒りまくって、恥ずかしいですわ。どうもありがとう、ゴ・・・いえまめすけ刑事。本当にお世話になりました。」夫人はもうすっかり意気消沈してしまったようだ。

「いえいえ、これが私の仕事ですから。非番でしたが見るに見かねてきてしまった、ただのおせっかいですよ。ではみなさん、また何か困ったことがあったら私を呼んでください。」と言うだけ言ってまめすけ刑事はどこへやら去っていった。夫人が横を見ると恥ずかしそうにうっすら笑みを浮かべているまめすけが、ハンドルをぎゅっと握り締めていた。     (END)



「まめだまめすけの事件簿~疑われた土地勘~」

2004-09-26 21:48:00 | インポート
「目的地まで前方300メートル左です。到着予定時刻は9時19分です。」ナビから流れる無表情なおねえさんの声が、無情にも車内に響き渡る。まめおが叫んだ。「ええ~!?集合時間は何分?遅刻なの?」

「大丈夫。もう体育館はあそこに見えてる。これは最初の設定が、違う場所だったから、おねえさんが言ってる通りじゃないよ。」とまめすけの落ち着いた声。助手席にすわるまめすけ夫人がまめすけを見る目は、未だに鋭く表情も険しいままだった。

話はこの1時間以上も前にさかのぼる。朝早くから、まめすけ一家ではまめぞうの幼稚園最後の運動会ということで、バタバタとせわしかった。「ええっと、体育館集合時間は9時15分だったね。じゃあ、おばあちゃんもチビたちもそろそろ車に乗ろうか?」まめすけの母も孫の晴れ姿を見るために、少し離れた実家から朝一番にまめすけが迎えにいき連れてきたのだった。時計は8時を指している。この分なら運動会開催場所である、隣町の体育館まで開場時刻の8時45分にはじゅうぶん間に合うようだ。

まめすけ夫人は車に乗り込むとまめすけに言った。「早く行かないと席は取れないからね。開場時刻に着けばなんとか余裕で取れるわ。・・・何してるの?」夫人はまめすけがナビで目的地設定をしているのを見て驚いた。「あそこまでの道くらい、こんなの使わなくてもわかるでしょ!」まめすけのナビをさわる手を止めさせた。もう何年同じ道、同じ体育館に通っているのよ!と少々呆れ顔だ。「はあ~い。」と言われるがままのまめすけは車を発進させた。*(ダッシュ)*

天気は上々。*(晴れ)*この2~3日の雨模様が嘘のように晴れ渡った日で、気分もよかった・・・はずだった。子どもたちとの話に夢中になっていた夫人が、まめすけの車の向かっている方向がいつもと違うことに気がついた。「どこへ行こうとしてるの?」「たぶんね、いつものバイパス道路は混んでると思うんだ。だから別の道、この店の方へ抜けようと思う。」まめすけは夫人が手にしている、幼稚園から配布された当日会場の簡単な地図を見ながら言った。

「ええ・・・そうかなあ。」と少し不安になりながらも、一応まめすけの言うことにも耳を傾けた。まめすけの「たぶん」とか「別の道」という言葉にはずいぶん前から迷惑を何度も何度もこうむってきた。ドライブ、まあそれもたいして行くあてもない気楽なドライブ・・・時間的拘束もさほどない時だったから、まだ許せるが、ずいぶん遠くまであまり訪れたことのない土地にまでドライブしてて、地図に頼らず「こっちに行ってみよう。」とか「たぶん、こっちの道が早く着くと思う。」と言っては、結局わからなくなって近道が回り道になってしまうことがたくさんある。夫人はいいかげんに怒り呆れるのだった。

しかし、今回の場合はすぐ隣町の毎年行きなれてる場所、車で早くて30分で着いてしまうところだ。大丈夫だろう、と安心したのが誤りだった。「たぶんこの道をまっすぐ行けば、この道路・・・体育館の前に出る道路につくはず・・・。あれ?なんか違う。あれ??いや、なんでかな?」なんでかな・・・じゃないよ!着くはずなんでしょ?と、心の中は少しずつ怒りモードがふつふつと湧き上がってきていた。*(怒り)*

「あ!一本、道を間違えた。」出た!これだ。これが出てくるともうやばい。夫人の表情は次第に硬くなる。「いや、待って。ゴメン。ええっと・・・ナビでさがせ。」と自分で自分に言い聞かせて、怒りモード突入の夫人を横目でチラチラ見ながらまめすけの設定する指が、ナビのボタンの上をあちこちせわしく移動している。「この施設の名前がないぞ!ええ?どこだ!?」と冷や汗を流すまめすけ。*(青ざめ)*

「お父さん、どこ行ってるのお~?ちゃんと着くの~?」「お父さんはいっつもこれだから。近道が回り道、はお父さんの大得意だもんね。」子どもたちや夫人の嫌味に打ちのめされながら、さっきまでの自信たっぷりのまめすけはどこかへ去っていき、情けない父に落ち込んでいた。あせり、頭が真っ白になったまめすけを見かねて、「この町の名前を入力したら*(怒り)*!?」夫人に横から手を出されムッとするが何もいえる立場でないことはわかっているつもりだ。母親の前で家族みんなからこてんぱんに言われている。くそ・・・。

「よお~し。出発だ。」設定した場所は同じ町の別の施設。でも公共の施設だからだいたい中心地の、近いところまではいけるだろうとふんでいた。しかし夫人の怒りは、まだまだ続くことになるのだった。

TO BE CONTINUED

(2年前くらいに、「まめだまめすけの事件簿」第1話をお送りしています。久々の第2話です。)





お誕生日です

2004-09-24 09:49:00 | インポート
今日はまめぞうの6歳の誕生日。体はまだまだ小さいけど(体重は4歳児クラス並・・・*(ショック)*)とりあえず大きくなってくれました。

朝から「お誕生日、おめでとう。」と家族であいさつ。まめぞうから、「お母さん、長生きしてね。」なんていう泣かせるような気の効いた言葉もきけて、「成長したよなあ。」と感激もひとしお。

でもだいたいこの時期、秋の長雨でお天気が悪いことが多い。今日もこの数日間降り続く雨の名残で、肌寒いほどです。まめぞうが生まれたときも雷雨で、嵐を呼ぶ男*(驚き)*なのか、1歳の誕生日は台風17号で停電までしました。

でもお天気など気にすることなく、本人はいたってマイペース。先日出た発作もすっかり治り、「本当にこないだは具合が悪かったのか!?」と疑いたくなるくらい、元気でおしゃべりです。

朝早くから起きるなり、ペチャクチャしゃべり続けています。義母に似たのかうちの子達はよくしゃべる・・・。*(ジロ)*

さて、そろそろプレゼントとケーキの調達に行ってこようかな。

季節の変わり目

2004-09-21 11:36:00 | インポート
今年はもうずいぶん体の方も強くなったんじゃないか、と思っていたまめぞうでしたが、やはりここにきて持病の喘息性気管支炎が出てしまいました。

夏場は何も病気することなかったのが、ちょっと涼しく感じられた新学期に入ったばかりのとき、さっそく風邪を引き、そして今回の突然の発作。

昨日の夕方から急に咳き込みだしました。それまですごく元気にしていたし、特別鼻水とか咳が出ていたわけではないのに、ホント突然です。

まめぞうが咳をしだすと、本当に気分がこっちまで滅入ってきます。本人はもっとつらく苦しいのは当たり前だけど。久しぶりに咳を聞くと、「あ~・・・またか・・・。」とブルーになります。

ひどくなると咳き込んでもどしたり、食欲や水を飲むことさえ嫌がるようになるので、こっちまでつらくなるんです。小児科にかかる頻度もかなり少なくなってきていたのに。今のところ咳止めの座薬と気管支拡張のテープを貼ってますので、咳はずいぶん落ち着いてきましたし、熱が上がってるわけではないのでちょっと一安心というところ。

ただアレルギーがある子は、別にめだった湿疹などなくても、背中とかすごく痒がります。九州は9月といってもまだまだ暑いので、寝てるだけで暑がって、それで背中が痒いと訴え続けています。これもしょっちゅうめそめそ言い続けるので、それなりにしんどいです。ささ、背中をカキカキしてあげなきゃ!

ヨンジュンパワー

2004-09-20 10:03:00 | インポート
「冬のソナタ」が終わって、ちょっと気が抜けたような私。土曜日の夜が物足りない。放映時は途中12話からビデオに獲りだしたので、時々見返しています。

地元では早くから韓国ドラマを見せてくれていました。「秋の童話」や「ホテリアー」は平日の夕方4時にやってましたが、当初は興味があまりなかったので注意して見てなかったのに、「冬ソナ」に夢中になると、今現在放映中の「愛の群像」もおもしろいです。

これはけっこう長いドラマのよう。狭い人間関係の中で、込み入った話になっている。若かりし頃のヨンジュン氏はまだ顔がぽっちゃりしているし、ユンソナがかわいいです。(役どころはきつい性格だけど。)

それに「ホテリアー」が視聴者の要望なのか、土曜日の正午に再放送されていて、これも録画しながら見ていますが、もうドキドキ・ワクワクが1話にかならず入っててまたまたはまってしまってます。先日見た場面では、早朝の教会にドンヒョクに手を引かれていっしょに入ったジニョンは眠くて、ドンヒョクの懺悔を聞くことなく眠りこけて、彼の肩にもたれかかっている。そんなジニョンを微笑みながら髪をなでる・・・。

まあこれくらいにして、このところ韓国ドラマ(ヨンジュン氏出演作のみだけど・・・)をよく見てるおかげで、子どもたちにも呆れられ、それでも影響がそこかしこに出ています。まめぞうは「アンニョンハセヨ」を覚えちゃったし、ヨンジュン氏のCMが流れると最近ではチラッと私を見て、にやついています。

まめぞう曰く、「お母さん、ヨン様と遊びたい?」
私、「う~ん、別に・・・。」
まめぞう、「遊びたくないの~?砂場遊びとか、滑り台とか、遊ばないの?」
おいおい・・・。*(ジロ)*そりゃあヨン様と滑り台や砂場で遊んだら、楽しいだろうなあ・・・。*(酔払い)*

るんるん♪図書選定委員会

2004-09-13 23:25:00 | インポート
今日も遠路はるばる博多まで行ってきました。せっかく博多まで行って、駅と会議がある生協の入ったビルまでの往復しか出来ないのがすごく悔しいというか、もったいないところではありますが。

今回はもう、12月号のカタログ用に選定するため、クリスマス関連本がたくさん立候補としてあげられていました。もちろん私もいくつかのクリスマスの本を持っていきました。

絵本はご存知、オー・ヘンリー作の「賢者のおくりもの」。これは大人のための絵本といった感じで、すごく普遍的な愛を唱えた美しいお話とラインの綺麗な挿絵がお気に入りです。

それとクリスマスの絵本を図書館で探していたときにたまたま見つけた絵本。文字の全くない「天使のクリスマス」(ピーター・コリントン作)という絵本。

サンタクロースはおおかた、煙突から家の中に入ってきてプレゼントを置いていってくれるというのが通常の言い伝え。でも今煙突のある家もずいぶん少なくなってきました。そこで必ず子どもたちから、「煙突のない家にはどうやってサンタは入ってくるのさ!?」と突っ込まれてしまいます。以前知り合いの話で、子どもさんから同じようなことを突っ込まれたらしく、「サッシ窓を開けておくから大丈夫。」と言ったら、「だめだよ!泥棒が入ってきちゃうじゃないか!」と駄目押しされて困ったそうです。

そんな時、この「天使のクリスマス」を見せてあげてください。これならば、ロマンチックで納得のいく説明をしてくれることでしょう。

誰にでも必ず身近にいる守護天使が、サンタを家まで導き、プレゼントをちゃんと配るお手伝いをしてくれるんです。文字がない分、おごそかで聖夜にふさわしく静かで、それでいてくすっとほほえましい場面もあって。とても心が温かく洗われるような美しいお話です。

それと12月は大晦日もありますね。そこでぜひにとお薦めしたいのが昔話で有名な「かさじぞう」(瀬田貞二 再話  赤羽末吉 画)。おさえた色彩が冬らしく、また文章の言葉使いも、おばあちゃんと片寄せあって昔話を語ってもらってるような雰囲気であったかい。

なんで「るんるん」なのかと言うと、これら全ての絵本が推薦確定に決まり、すごくご機嫌で帰ってこれたからです。単純ですね~。3冊とも絶対お薦めしたかったから。(ただあとの他のジャンルの本はだめでしたが・・・勉強し直しです・・・。)

やっぱり最大級だった台風18号

2004-09-08 19:11:00 | インポート
昨日はもう、だめかと思いました。ものすごい強風が、これまで体験したことのないような強風が打ち付けてきました。座ってると、風に揺れるアパートが直接感じられ、ずっと立っているという状況でした。

窓に向かって、遠くに見える大きな木の葉っぱがピューッと舞ってくるのが見え、ガタガタガタッと打ち鳴らす風におびえ、あわててガラスにビニールテープを貼りました。

テープを貼っていると、なんだか黒い物体が目の前を落ちていくのが見えました。同じアパートの隣の棟のスレート瓦がめくられこっちに向かって落ちているのです。ひえ~!

そんな恐ろしい風が吹いている間に、停電となり、それは丸1日続き、今日の午前中にやっと復旧しました。その間電気ナシの生活がこんなに不便だとは!!おまけに電話も通じません。どこにも連絡しようがないのです。(注:我が家は未だケイタイなしの生活です。)

風がようやく止み、外を見るとなんと、駐車場のわたしのオンボロ軽の後ろサイドの窓ガラスがみごとになくなっていました。飛ばされた瓦が当たって割れてしまったようです。ガ~ン!おかげで車の中は雨水でビショビショ、飛び散ったガラスの細かい破片が散乱していました。ショック!

それに、ベランダの横壁も瓦が激突して穴が開いてました。今日は朝から外階段と下に落ちて散乱している葉っぱの掃除。(腰が痛くなり休憩)電気が来たら洗濯機にスイッチを入れ、連絡したい所に電話をかけまくり。そして自動車の掃除。

いやはや、疲れました~。もうこんな大型台風は勘弁して欲しいです。みなさんの所は被害はなかったですか?