藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

7月20日の石津浜

2009-07-20 17:21:25 | Weblog
今日も天気は夏本番!、なのにエントリーは6名という寂しさ。
まあ、ゆったりと石津浜を楽しむには良しとしますか。

今日も昨日と同じコースを辿りましたが、少し潮が複雑に流れており、同じ方向に進んでいるのに最初は向かい潮、最後のほうは追い潮になるという状況でした。

昨日からちらほら目立ってきたメイタガレイです。
メイタガレイって冬の魚じゃなかったっけ?
冷たい潮が入ってきているせい?


変に砂地が盛り上がっているのでつついてみたら、ハスエラタテジマウミウシが出てきました。
珍種の部類になりますが、これもドライスーツの季節に見かけるウミウシだったはず・・・。


砂地にヘンなウミウシ、と思ったのですが、鰓らしきものがないことからみて、ヒラムシの仲間の様です。
ヒラムシにしてはきれいな色をしていました。


他には、でっかいクロダイ、シビレエイ×2、メイタガレイ、トカゲゴチ、コガネスズメダイ、サクラダイ、キンチャクダイ、キンギョハナダイ、ハナミノカサゴなどでした。


Log data

Entry 10:29
Max. depth 22.4m
Ave. depth 14.7m
Dive time 39min
Water temp. 19℃
Visibility 2~5m
Wave hight 0.5m

7月19日の石津浜・・・ゴミハナタツ

2009-07-20 17:18:33 | Weblog
今日は生ビール大会に誘われて、ダイビングの方も12名がにぎやかにエントリーしました。
梅雨明けは発表されていませんが、夏本番の天気です。

表層から-15mまでは暖かく濁った水でしたが、その下から冷たい水が湧き上がってきており、透視度がよくなるものの水温は16度しかありません。

いつものサンゴタツ、とおもったら、汚い色なりにハナタツの様です。
頭頂部が丸くないので自分なりにハナタツに同定しました。
伊豆あたりで見る個体のきれいな赤い色の突起は、ここでは単なるゴミ化けの道具と化しています。


タマガンゾウビラメがサビハゼをくわえて泳いでいきます。
人が近づいたときに、ばらばらと散って逃げるサビハゼを捕らえました。
このあと、ごっくんと飲み込んでしまいました。


シュスツヅミガイと同じサイズのヒガイを見つけました。
昨年-25m付近で見つけて以来です。
遠目にはシュスツヅミガイと思って通り過ぎてしまうところでした。


他にはシビレエイ×3、メイタガレイ、トカゲゴチ、マゴチ、モンガラドオシ、キンチャクダイ、オオモンハタ、ハチ、イソギンチャクマルガザミなどでした、

Log data

Entry 11:24
Max. depth 23.4m
Ave. depth 14.7m
Dive time 35min
Water temp. 16℃
Visibility 2~5m
Wave hight 0.5m

7月18日の石津浜・・・砂潜りしないテンス

2009-07-19 07:40:08 | Weblog
今日から夏休みの三連休!
ところが人出は寂しく総勢5名のダイピングとなりました。
昨日大雨だったので濁りが心配されましたが、思ったほどでなく、5m位は見えていました。

久しぶりにミィーチィーグワー方面を探索に行きましたが、結局は砂地の生き物観察に終始。

これはショウサイフグだと思われますが、両目を動かしてずいぶんこちらを気にしている様子。
このあとすぐに砂から出ておもむろに逃げて行きました。
今日は2尾見かけました。


右がスナシソギンチャク、左はケンサキイカ?か何かの、とにかくイカの卵です。
わざと毒性の強いスナイソギンチャクの傍に似たような形の卵を産みつけ、魚等から食べられてしまわない様にしていると思われます。


幼魚、というにはちと大きいサイズのテンスです。
このサイズになると得意の砂もぐりも苦手になるとみえて、じっくりとビデオに納めることができました。
結構彩りもきれいですね。


石津浜では数少ないウミトサカに、小さなヒメセミエビが着いていました。
こんなところにいるとは以外。石の下などもっと暗い場所に居るものだと思っていましたが。
スケロクウミタケハゼくらいが付いてくれませんかねぇ。


他には、オオモンハタ、オキアナゴ、オキゴンベ、カワハギ、カイワリ、カンパチ幼魚、タツノイトコ、シュスツヅミガイ、などでした。

Log data

Entry 10:26
Max. depth 20.2m
Ave. depth 14.7m
Dive time 49min
Water temp. 20℃
Visibility 2~5m
Wave hight 0.5m

7月11日の石津浜・・・

2009-07-11 18:52:35 | Weblog
昨日の強風で波が心配されましたが、ちょっとうねりが残る程度で問題なく入れました。
でも、冷たい潮が入ってきて水温は17℃。30分を超えると結構寒くなりました。

急に寒くなったせいか、泳ぎ回る魚は少なく、砂地の生き物探しに転向です。


普通種のホシノハゼですが、これは婚活中のオスです。
後ろの板の下が準備したマイホームの様子。
卵は産んでもらったのでしょうか?


目の模様で判断してますが、これはたぶんトカゲゴチ。
マゴチより砂に潜るのが上手で、見つけにくいと思います。
こやつ、ここまで接近しても、まだ気付かれていないつもりなのでしょう。


カモフラージュが更に上手なイヌウシノシタを掘り出しました。
泳ぐ姿は Carpet ride でございます。


他にも、カエルアンコウ(チビクロサイズ)、キビレミシマ(逃げられた!)、シビレエイ×5、クロダイ、オオモンハタ、サ

クラダイ、ヒフキヨウジ、マゴチなどでした。


Log data

Entry 10:23
Max. depth 25.9m
Ave. depth 15.2m
Dive time 41min
Water temp. 17℃
Visibility 3~5m
Wave hight 1.0m

7月5日の石津浜・・・本当は怖いカエルアンコウ

2009-07-05 18:23:32 | Weblog
昨日に引き続き蒸し暑い中、今日は5名がエントリーしました。

昨日と同じ干潮時の潮回りでしたが、少し流れがあるせいか場所によっては5m以上の透視度があり、昨日より魚の動きも活発だったと思われます。

潜降してすぐ、ライトに照らし出されたのは大きなカエルアンコウ。
ん?なにやら口から・・・。
どうやらヨウジウオをいただいている最中の様です。
やっぱりこの魚は怖いですねぇ。
獲物は長すぎて半分位は口の外に。頭は胃の中で消化中でしょう。
腹もぽっこりで、他にも何か食べていた様でした。
ヨウジを咥えたカエルアンウ、あっしには食事マナーなどかかわり合いの無いことでござんす。


先々週Gonさんが撮影していたコクテンカタギ、ビデオに納める事ができました。
今年のチョウチョウウオ系、初物です。
チョコチョコ動き回りますが、石に隠れないのがよろしい。


-10mから上の濁った水の層から大きなクロダイが降りてきました。
精悍な顔つきで好きな魚のひとつですが、ずいぶん腹がへこんでます。
産卵直後なのでしょうか?


浮上途中で、休憩中?のアイゴが。
泳ぎ回っているときは、もっと黄色い色をしていますので、これは夜眠っているときと同じ体色なのかなと思います。
30cmまで近づいても逃げませんでした。



他には、シビレエイ×3(感電を楽しみました)、ノコギリヨウジ、モンガラドオシ、ガンゾウヒラメ、キンギョハナダイ、サクラダイ、マツカサウオ、オオモンハタ、アカハタ、サラサウミウシ、オキゴンベ、キンチャクダイ、ハナミノカサゴなどでした。

梅雨最後の大雨でまた濁りが強くなるかも知れませんが、潮によっては急にコンディションが良くなる場合もあります。
こればっかりは運しだいですね。

Log data

Entry 10:15
Max. depth 21.1m
Ave. depth 13.4m
Dive time 39min
Water temp. 18℃
Visibility 3~8m
Wave hight 0.5m

番外編-水中ビデオカメラ20年の進歩

2009-07-05 07:30:32 | Weblog
静止画カメラはニコノスがコンパクトデジカメになって大きさは2/3、一眼レフは今も一眼レフで小さくなったのはストロボです

が、素人が使うヒデオカメラは総重量が1/15になりました。
で、大きさをくらべてみたのがこの写真。



一番左は1989年製のSONYベータビデオのハウジングとsea&seaのビデオライトです。
ハウジングのみで重量は12kg!。
体積の大きいハウジングを沈めるためのでっかいオモリが付いています。
感覚的にはタンクを2本持って潜るようなものでした。
今のプロ御用達のカメラと同じくらいの大きさでしょう。
水中で操作できるのは録画ON-OFFのみ。
液晶ファインダーなんぞはもちろん無く、上部の四角いワクでおおよそのフレーミングを決めていました(このハウジングでは割れてなくなってます)。
レンズ窓の横にはなんと水中専用マイクの穴が開いています。
当時の設計者は水中の音が余程大事だと思ったんでしょう??


その横は、SONY8ミリビデオのハウジングです。
当時では高画質のHi8でしたが、今のスターンダードDVDほどの画質もありません。
社長が1990年代に使っていました。
この大きさで沖縄まで持っていってましたが、やはり持ち歩きには大きく、手荷物に預けたりしていましたっけ。
ビデオライトをつけると更に重くなるので、ライトほとんど使わずじまいだったようです。


一番右が現在使用しているCanon iVISの純正ハウジングとHIDのビデオライト。
カメラはこの写真を撮るため取り出しています。
ハイビジョン画質で静止画の撮影もOK、ハウジング+カメラの重量は1kg程度。
ニコノス+ストロボを持ち込んでいた頃の感覚と同じです。
ライトだけはあまり小さくなりませんね。

藤枝マリンダイビングには、懐かしい機材やら??な機材がコレクションしてありますので、これからときどき紹介していきたいと思います。

7月4日の石津浜-マトウ

2009-07-05 07:26:06 | Weblog
梅雨の晴れ間、ほとんど真夏といった雰囲気ですが、今日のエントリーは2名と寂しいものでした。

潮回りもあまり良くなく、緑色に濁った海中散歩となりました。

今日、久しぶりに見られたのがこのマトウダイ。
暗い海には似合っているかも。
サイズはかなり小さめです。


そのすぐそばに、これまた小さいセミホウボウ。
ヒレを閉じている段階では結構回りの風景に溶け込んでいて、見落とす場合があります。


今週もいました、定番化しているシビレエイ。
すぐそばに、なぜかウミケムシの2匹死んでいました。
シビレエイの電気ショックでやられたのか?
そもそもゴカイの仲間ってのは感電するだけの体の構造を持っているのか?
誰か教えて下さいませ。


夕方、同じ場所を陸から見に行ったら、なんとトビウオが飛行していました。
明日は水面に注目!

Log data

Entry 10:26
Max. depth 24.9m
Ave. depth 13.9m
Dive time 38min
Water temp. 18℃
Visibility 3m
Wave hight 0.5m