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省エネ住宅

2013-08-07 14:07:21 | 建築
木造住宅の省エネについて

2020年から新築住宅の省エネ化対応が適応義務の対象となる予定です。
国が今から対策を進めています。
今年から大工さんや、設計士さんに対して省エネ技術講習を実施しています。

在来工法に対しては、かなり詳細に各部分に対して仕様が決められています。


研修のテキストはほとんど在来工法についての説明です。


2×4工法の説明はテキスト142ページ中5ページです。

在来工法は設計の自由度が高いのですが、その為耐震、省エネ対策の仕様が複雑になるのです。

2×4工法は工業化住宅と言われる様に、技術仕様基準が決まっています。
建物の角に最低90センチの壁が原則必要等、仕様が細部にわたり規定されています。
断熱材の設置方法、間仕切りの構造しかりです。
それがまさに今回の省エネ対策に対応しているのです。

小生宅は築28年の2×4住宅です。(自分で設計)
外気との温度差は約8度、今回の仕様の省エネ住宅に匹敵します。

地震にも強く、阪神、東日本震災にも問題ない家が多かったそうです。

耐震、省エネ講習を受けて、改めて2×4工法の優れた部分を認識しました。

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