日記文学の先駆けとなった紀貫之の『土佐日記』、「男もすなる日記というものを、女もしてみむとてするなり」
本来日記は男性の書くものであったが、つらちゃんは、自分が女になりすまして書いた。
その後、蜻蛉日記→式部日記→更級日記→交換日記→ブログへと女性が発展・継承させていく。
スポーツの世界では更に顕著!女性がサッカーやゴルフ、野球まで男性スポーツ界へ進出、凌駕している。
その逆に「女がすることを男もしたがる」現象が云われて久しい。
事実、化粧品、エステ、雑貨、グルメ、カフェ、お料理など男性顧客の消費が拡大している。
男性の晩婚化によって自由裁量所得の増大が、男女の消費の同質化を益々進めている。
否、これは男性の消費の女性化だ! まさに 「女がすなることを男もすなる」 そのものだ。
これまで、女性層をターゲットにしたマーケティングが、消費拡大の鍵を握っていたが、
今は、メンズ市場拡大の為の購買行動・意思決定の研究・分析が重要になってきている。
男性消費者の一般的特質(女性対比)を整理した資料(日本総研)を見た。
プロへの憧れ、薀蓄、女性の応対・評価に傾倒受容、オリジナリティ、プロセスの楽しみ ・・・ なのだそうだ。

トイレの向こう側のカウンターに可愛いフィギアを飾る親父
その横に, 直ぐ手に取れる英語の雑誌を常備している親父
しっかり手洗い器の横には常に新しいタオルを吊るす親父
男の象徴 : 立ちションを放棄して、小でも便器に座る親父
毎週土曜に便器の掃除とTPの買い足しを欠かさない親父
最後に、毎日このブログ日記を綴る事を自分に課した親父