思春期真っ只中の次男(中1)との会話はとても難しいです。
今朝も、大きな部活のスポーツバッグの中に、学校の教科書やお弁当、飲み物などを詰め込んで、
朝練に出かけようとする彼とこんなやり取りが。
私 「そのBAG、ずいぶん重そうね」(本当に重そうで気の毒に思ったのです)
次男「そういうこと言わないでよ」
私 「あらどうして?だって本当に重そうで、大変そうだな~と思ったから……」
次男「なんかそう言われると、すごくイヤな気がする。怒られてるみたいな……」
私 「そうなの??? 全然怒ってなんかいないわよ。なんか変だよ。 いってらっしゃ~い」
と、こんな感じでした。
反省点
・最初に「すいぶん重そうね」と言うだけでは、
私が気の毒に思っている気持ちが伝わっていなかった。
言葉が足りなかった。
・男の子は、重そうなことを気の毒がられることは、自分の非力さを指摘されたような気がして、
男のプライドが傷付いていることもある。
・ちょっとした何でもない一言も、
何か自分が悪いことをしているのか、何かとがめられるのか、と思うらしい。
親の言動に対してビクビクして暮らしている年齢なので、一言一言に気を使うべし。
そうなのです。
彼はこのごろ、なんとなくビクビクして暮らしています。
それは中学生になった彼の世界が一気に広がって、
親との会話に彼の行動をチェックするような会話が入ったり、
(実際、親には後ろめたいこともいろいろ吸収している時です)
彼自身、自分の心と体、そして自分の周りの友人や環境の様々な変化に着いていくことに必死で、
なんとなく不安定な精神状態なのです。
自分自身の繊細な心と日に日に成長する体との間のアンバランスを
どうしたらいいんだ~!
と過酷な試練の中で生きる世代、それが思春期というものかしら。
あと2~3年、彼とのいい関係を作っていくために、
母も反省しながら言葉を捜していく日々が続きそうです。