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松竹大歌舞伎 近松座公演

2012-07-29 17:29:16 | 観劇記
松竹大歌舞伎 近松座公演 7月15日@ひこね市文化プラザ
一、ご挨拶 二、夕霧名残の正月 三、曽根崎心中

「壱太郎君のお初が観たい!!」ただその思いだけで、遠路はるばる彦根まで行って参りました。
ほぼ乗り換えなしで行けるので楽と言えば楽ですが、思っていた以上に遠かったです。
取引先との懇親会さえなければ尼崎で観れたのにほんとツイてないです(しかも懇親会なんて年に数回なのに・・・)。

まずは、『夕霧名残の正月』。
藤十郎さん&扇雀さん&虎之助君の3世代共演。
藤十郎さんはニコニコおじいちゃんでしたが、扇雀さんは厳しい父(母?)の目。
それはそれで観ていて微笑ましかったです。
亀鶴さんの太鼓持もなかなかでした。

続いて幕間は真剣にイヤホンガイド。
壱太郎君&亀鶴さんの対談ですからね!まぁこれが聞きたくて借りたようなものです。
(←ってどんだけ壱太郎君のこと好きなんだ。。。)
やっぱり壱太郎君の声好きです。なんか落ち着くんですよね。
亀鶴さんも相変わらずサービス精神旺盛で、楽しいトークでした。

そして『曽根崎心中』。
21歳の壱太郎君が演じる19歳のお初からは、いじらしさ、可愛さ、そして徳兵衛への強い気持ちがとてもまっすぐに伝わってきました。
全体的に色っぽさというよりは若さゆえの一途さというものが強かったですが、最後の最後にみせる一瞬の笑顔がとても美しい女性の表情でドキッとしてしまいました。
藤十郎さんは何千回も演じられたとのこと。
壱太郎君もこれから先何回も演じることになるんでしょうね。
演じる歳によって変わってくるでしょうし、今から楽しみにしています。


~余談~
以前、壱太郎君がラジオで「役を演じる上で心がけていること」として『3つの目』ということを挙げていたんですよね。
興味深いなぁ~と思いながら聞いていたものの、寝ぼけていたせいであんまりはっきり覚えていないんですよ・・・。
(←つまり、「興味深い話をしていた」ということしか覚えていない。)
「演じ手(=壱太郎君自身)がその役をどうみるか」、「その役がどのように考えているか(=役の立場にたって考える)」、「お客さんがその役をどうみるか」だったような、なんだか違うような(特に最後が怪しい)・・・。
またどこかでこのお話を聞ける機会があればいいのですがなかなか。。。










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