十七世中村勘三郎三十七回忌 十八世中村勘三郎三回忌 十月大歌舞伎
一、新版歌祭文 野崎村 二、近江のお兼・三社祭 三、伊勢音頭恋寝刀
10月13日 昼の部
まずは『野崎村』。
もう七之助丈のお光が可愛くて可愛くて。
お染が乗り込んできた時に、戸をピシャッと締める姿とかほんとたまらなく可愛かったです。
そしてその可愛さがあるからこそ、後半の切なさがより一層際立つのですよね。
ほんのさっきまであんなに嬉しそうにしていた可愛らしい娘が一人で悩んで一人で覚悟を決めて。。。
お染と久松を見送るお光の姿、そしてそのお光を隣で見守る彌「十郎さんの姿に泣けました。
続いては『近江のお兼』と『三社祭』。
錦秋公演で七君がやったなぁ～、染さんと勘九郎さんでまたやってほしいなぁ～とか思いながら、観ていました。
スミマセン！
ラストは『伊勢音頭恋寝刀』。
何回か観たことはあるけど好きになれない作品の一つなんですよね。。。
ん～でもやっぱ勘九郎さんはカッコ良い！！（←贔屓目です、わかってます）
そして七君がこれゃまためちゃめちゃ美しい。
憎たらしさ極まりない玉様の万野、料理人にしてはいい男すぎる仁左衛門さん、お鹿で笑わせてくれる橋之助さん・・・勘三郎さんの追善興行ならではの配役だったのは嬉しかったです。
