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東京リンタローランド

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【ホビー】 女神転生 悪魔召還録 05 ネコマタ

2005-05-24 | ★ホビー・その他
日本の猫の妖怪。また、猫が変異し妖怪化した物として、別名「火車」(かしゃ)と呼ばれる事もあるが、共通の物ではない。更に、民俗学を調べると、猫の伝説には飼い主に福を呼ぶものと、人に仇を成すものがあり、どちらかに偏る物ばかりではない。だが、事ネコマタ(猫又)及び火車に限っては、災厄をもたらす。

吉田兼好が徒然草にて、
「奥山に猫またといふものありて、人を食らふなる」
と、記している。

また、藤原定家は明月記(日記のようなもの)の1233年8月2日に、使いの小童の言として、
「南郡に猫股という獣が出没して一夜に7、8人を食らい、死亡する者多し」
と記している。

上記のように、人を食らう妖怪であるが、人に変化した伝記もあり、能力は未知数。ただ、凶暴であり、人にあだ成す事は確かである。

明月記には形状描写がある。
「目猫の如く其の体犬の長の如し」

また、風聞から、二条院の世に、人が猫又病に苦しんだ描写がある事から、当時の猫又は狂犬病にかかった犬である可能性もある。



さて、女神転生ではカテゴリは魔獣、レベルは18~20辺りですね。見た目が若い女性で、口調も同じく。なんというか非常に軽い感じで、民俗学の重みはありません。
この見た目が・・・。なんというか、人を食らうようには見えないんですよねぇ。口調もかわいいし、首に鈴ついてるし・・・。男性受けすると言えばするのでしょうが、ちとどうなんでしょう。

とはいえ、ネコマタと言えばこの姿、で慣れてしまった方も多いと思います。


では、造形と彩色です。
真3では姿が変ってます。これはそれ以前のネコマタのイメージですね。
造形に関しては文句無いですが、他のフィギュアと比較すると肌の露出が多く、またそれがグラデーションが付くとはいえ、水色の単色なので、全体的にのっぺりとした印象は拭えません。
ただ、彩色に凝る部分はきちんと凝っていて、耳は猫特有の産毛の表現まであります。
アイプリントもしっかりしていて、表情もしっかりしています。
髪の造形も非常にボリュームがあり、ウェーブがしっかり表現されていて、満足出来る物です。(色が単色なのが残念ですが。)
首の鈴の金属表現もばっちり。
タンクトップのピッチリした感じも良く造形されていますが、これも単色なので、あまり立体感はありません。
追記として、尻尾を取ると、ちょっと大変な事になります。

そんな訳で、女性特有の体のラインはきっちりと出ており、女神転生のネコマタのイメージをきちんと表現しています。


それにしても、立体になって初めてわかったのですが、パンツ履いてないのは不自然です。これ、部屋に飾れないよ・・・。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (カセクシス)
2005-05-24 23:23:11
おひさしでございます。

楽しげな企画でございますね。ちょっと乗り遅れました…。

あのマスクをつけているのもカッコ良いと思いますが、

こちらのネコマタの姿の方がシックり来る感じですよね。

確かに。パンツをはいていないのはちょっと困りますが…。

あと。昨今では人間の耳の位置にネコ耳がついてるのも

ちょっとめずらしいとも感じましたね。

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カセクシスさん (リンタロ)
2005-05-25 23:05:11
お久しぶりです^^



悪魔紹介企画はあと2回、だったかな?

それで弾切れになっちゃいます^^;



人間の耳の位置にネコ耳がつく・・・

確かに、言われて見ればそのとおりですねぇ。

もうこのデザインは、正統派ではないのでしょう。

ふうむ。
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