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支流からの眺め

能登半島地震に・・

 2024年1月11日
 能登半島地震は予想をかなり上回る被害状況らしい。月並みだが、亡くなった方のお悔やみと被災された方へのお見舞いを申し上げ、救援に当たる方への敬意を表したい。当事者でも関係者でもない立場で何かを書くのも憚られるが、思い付きとして読み流してもらいたい。
 
 今回の地震は、能登半島を作り上げた逆断層が更に破断して発生したという。そのため陸地は大きく隆起し、その規模から約4千年分のひずみが顕れたらしい。4千年は確かに長いが、日本列島がほぼ形成された200万年前を24時間前とすれば、最近の約40秒間に溜まったひずみということだ。

 ちなみに、震度7以上の大地震は1923年の関東大震災から約70年鳴りを潜めていた。それが、阪神淡路大震災の1995年から、新潟県中越地震の2004年、東日本大震災の2011年、熊本地震の2016年、北海道胆振東部地震の2018年、そして今回と、この30年間で6回、20年間で5回も起きている。

 となると、早々に南海トラフ地震が来るという懸念は更に深まる。その一方、これでひずみが解消された、プレートは気まぐれだから暫くは安泰だろう、などの憶測もある。人智が及ばないことは考えても仕方ない。やれることは、発災時の対応に万全を期すことだろう。

 それにしても、もどかしいのは避難所生活の様子だ。被災地が半島部で、海沿いの道も崩落し、アクセスが困難なのは分かる。それでも、せめて災害弱者については、近隣の宿泊施設を借り上げて安全避難を確保できないものか。コロナ流行時にはできていたはずだ。

 政府としては、迅速に兆円単位の特別予算を立て安心してもらうことだろう。これは、次に来るかもしれない大震災への安心感にもつながる。首相は何かと海外支援がお好きなようだが、自国民を守る姿勢は、国民に評価され支持率も上げる。この単純な理屈は分かっておられると思うが。


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