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支流からの眺め

最近の(28)おかしいのはトランプかイシバカ

 イラン・イスラエル戦争はうまく着地したように見える。Midnight Hammer作戦の成果だ。米本土から離陸した7機のB2爆撃機が、空中給油を繰り返しつつイランの核施設を爆撃して本土に戻った。破壊は不完全、濃縮ウランは温存などは、反トランプ派の偽情報だろう。爆撃された地下施設は使えまい。

 この作戦を情報漏洩なく米単独で実行したことで、米軍の強さとトランプの軍部掌握を証明した(近平も戦慄)。プーチンは、「イスラエルには多くのロシア系住民もいる」とかで、イラン側につかなかった(事前に話がついていた)。同時にハメネイを狙おうとするイスラエルを抑えて停戦に持ち込んだ。

 軍事行動は決して褒められないが、成果は大きい。イランだけでなくイスラエルも追い込まれており、両国はあの一撃で止め時を知ったということだ。この先も戦闘が再燃する可能性はあるが、独裁制を廃し民主制度が根付けば、資源も豊富なイランの未来は明るい。日本もその方向の援助ならできる。

 これだけのトランプの成果を、なぜか日本のメディアは前向きに評価しない。依然として「トランプ憎し」の報道が主流を占めている。何はともあれ、米国国民の過半数が彼を支持している。その代弁者や支持者の意見が聞けないことこそ偏向だろう。日本の視聴者も両者の意見を聞きたいはずだ。

 もう一つの「トランプ憎し」は関税問題だ。日本は関税交渉を誤った。赤沢特使には気の毒だが、彼の資質か上司の無能か、7回も訪米して最後は財務長官と商務長官にも会ってもらえなかった。米は頭に来ている。関税が25%になるのか。おまけにフェンタニル事件(日本経由で米に密輸)だ。

 これは米にとって日本が思うより深刻かつ重大な事件だ(日本のメディアは殆ど報じないが)。その背景は、日本が中共国に甘いことだ。ビザを緩和し助成金も出し中共国人を入れるのは、米国への浸透工作のためかと疑われる。日本が抜け穴とされると、同額の関税をかけられる危険すらある。

 たかだか80年前、米国の機嫌を損ねて痛い目に遭ったのを忘れたのか。役者は違うが、ナチスドイツについた大日本帝国、ルーズベルトに会ってもらえない近衛文麿が重なる。今の日米関係は相当に悪い。言行不一致、裏切り、言い逃れ名人のイシバカが早く辞めないと、本当に国の進路を誤る。



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