世界の終わりについて、別の視点から感じていることがあります。それは、東日本世界は3.11以降、今まさに私たちは世界の終わりの真っ只中を生きて、過酷な環境を日々生きのびている真っ最中なんだと捉えた方が、よほどスッキリする気がします。
地震や台風など災害の多い日本では、自然をありのままに神として受け入れ、感謝と共に共存して生きてきた民族性があって、今目の前で起こっている世界の終わりの有様もまた、眺めるという意識で、調和して生きてしまう傾向が強いのだと思います。
自然のサイクルのなかで、命を信じ調和する心は、楽観的過ぎる不注意までどこか常識化して、それは危険なことですが、ある意味精神的に不安に怯えて暮らすよりは、いつ死んでも後悔ないよう、今日1日、今この瞬間を前向きに生きて変化していく志があれば、怖いものなどないのかもしれません。
死ぬことを怖れない心は、自然にこの命を生かされているその奇跡を感じ、神への日々の感謝なくしては得られない境地です。そして死んでも死なない魂の輪廻を知ることも必要です。自殺しても苦しみから逃れることなどできないことを知っていたら、生きてやり直すしか道はないと腹を括ることもできます。
この世界の終わりの真っ只中を生きのびるためには、不安や恐怖より、智慧や勇気が必要です。そして、どんなときもへこたれないで生きる覚悟を固めて、新しい可能性を見出だし変化していけば、必ず新しい別の世界が始まっていきます。
失われていくことと、新しい可能性を見つけていくことは、いつも同時に起こっています。ひとつの可能性が失われるとき、必ず別の可能性が目の前に広がっているはずなのです。世界の終わりは世界の始まりのとき、あなたはどんな新しい可能性をこの世界に見出だしますか?
@kaori_garden かおりさん、今日という日に力強い、そして愛のこもったメッセージをありがとうございます。覚悟が大切ですね、本当に。今日は雨は降っていませんが強い風が吹き荒れて寒いです。風で空気を浄化・中和しているのかもしれませんね。。。スペインから愛をこめて。。。
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